複雑・ファジー小説
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- 闇に指す光
- 日時: 2023/09/13 21:45
- 名前: 鏡音もち (ID: SfeMjSqR)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13773
恋人とは一体何の事を表すと思う?
平凡な人なら互いが互いに恋してる人だとか
綺麗事を言うだろう…けど僕らみたいな奴からしたら
自分の隙間をいかに埋められるか…孤独感を無くしてくれるかそれが重要なのかもしれない
「愛お前予定埋まってたのになんで仕事受けたんだ?」
そうこれは芸能界の話
そして話してるのはこっちの世界で有名な闇音コンビの1人闇音桜だ
「実はそっちの方が優先度高くてさぁごめん」
「お陰でこっちの仕事減ったじゃねぇか」
「まぁまぁ落ち着いて…」
楽屋がある通路で話していた
「そーいやお前が受ける仕事って誰とすんの」
「えっ…とね…闇音桜って人と」
「随分暗そうな名前だな」
「桜君と雑誌の撮影楽しみだなぁ」
「一応俺との予定潰したの忘れんなよ」
そんな会話しながら帰るのが僕らの日常です。
次の日…
「おはようございます…」
「おはようえっと…愛君?」
「あっ…えっ…そうです!」
とても爽やかで人気なんだろうなってすぐわかった
「今日はよろしくね」「はい!こちらこそ」
扉が不意に開きスタッフさんとか今回の撮影の関係者が入るそして打ち合わせて準備して撮影が始まる
「最初は恋人が引っ越して別れる感じ!」
「次は背中合わせて悲しげな表情で」
闇パロ系の撮影か簡単だな…
そして撮影が終わって桜と僕は部屋に残って話していた
「ねぇ知ってる?僕らは共通店があるから今日コンビでも無いのに撮影したの」
「そうなの?まず虚くんと共通点なんて…」
「孤独感だよ」
桜の顔は不意に暗くなってけど哀しくて切なくてそんな表情になっていた最初に見た顔と全然違った
「…孤独感?」
「愛はさコンビとか組んでないから色々な人と仕事してるけどさ一度でも孤独だと思わなかった事ってある?」
「……ない…かも」
「まぁ同じ孤独を知ってる同士さ誰も見てない所だけも仲良くしようよ」
その人と会って見方が変わった気がするそして
1日を終えたんです
「ねぇ愛聞いてよぉしばらく暇だからさぁ」
「んな事知らないし」
「何で構ってくれないのぉ…」
「それに!誰も見てない所だけって言いましたよね!?」
「いいじゃぁん」
なんでだよと思いながら通路を歩くと
「愛最近そいつと仲良いな」
「零!助けて?」
スルーされたけど…酷くない?
「楽しいでしょ」
「楽しくないんだけど」
けど虚と話してるといつも感じる何かを感じなかった
これこそ仲間がいる人の心境なんだろうな
そして毎日こんな事を続けていたらもちろん虚と仲良いと思われTVに出ることが増えます
「桜はいいの?こんなんで」
「嫌だったら付き纏ってないわ」
「自覚あるんだ」
「君となら孤独だと思わないし思われないからね」
「付き纏う理由嫌すぎるんだが」
「まぁ君面白いし」「何が」「内緒☆」
そして何故か日がすぎる度にスキンシップが増えます
今日はオフだぁ!何しようかなぁゲーム?漫画?
って通知がなった仕事かな
「今日空いてる?」と桜からだ
「開いてるけど…」「んじゃ家行くわ」「あ?」
みたいな感じで今は桜と家にいます
そして言われたんだ
「恋人ってなんだと思う?」と…だから
「自分の隙間を埋める者じゃない?」と答えた
「そっか…」
何か気に触ることでも言ったのか…すると紙を出されて
「結成書にサイン書いてよ!」と言われた
「なんでよ…私フリーで…」「だめ?」
コンビを組みたいらしい…けどそしたら日常が壊れる気がするから嫌だったけどそんな時桜の雰囲気が代って
「結成してくれませんか…」と初めて会ったときと同じ感じの表情だがとても真剣なのが伝わったので
「はぁ…仕方ないなぁ…」と了承したんだ
そして僕らのコンビ名は「孤独の太陽?」だとか色んな案が出て決まったのが「闇に指す光」だっていうかこれしか
了承が出なかったからだけどねまぁこれで
僕らの話は終わりです
追記?
このメインの話は終わるけども…たまぁに半年から1年に一回?ネタ回というかその後の2人を出そうと思いますそして投稿期間がなさすぎる分1つに3話分詰め込みますw
ご了承くださいそして桜と書いてそらなので…よろしくです。