複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 京都未来活動
- 日時: 2023/11/06 00:18
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
この小説は私、京条ハルの完全オリジナルストーリーです。
近未来をテーマにしたものですが、約束された未来を予知するものではありません。
ユーチューブとか始めたらキャラクターを絵に描き起こすかもしれません。
ゲーム作る説浮上
- 京都未来活動 第1話 雨と空と京都の下町 ( No.1 )
- 日時: 2023/11/06 00:37
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
ポツンッポツンッ
空が灰色に染まって、京都市内は憂鬱な雰囲気だった。
「え〜?雨降ってきたじゃん。」
「うわ、ほんとだ。」
校庭には二人の女子高生が立っている。
一人はサラッとしたショートヘアにメガネ、もう一人は肩までのポニーテールだということはわかったが、あまりにも周りが暗すぎたためそれ以外のことはあまり分からない。
ザーッ
「うわ、強くなってきた。」
「校舎、戻ろ?」
キーンコーンカーンコーン
「ほら、チャイムも鳴ってるし。」
「うん、そうだね。戻ろう戻ろう。」
彼女たちは京都高校のオカルト研究会所属、
船坂ひな乃と蒲倉未里亜。いまは先輩から頼まれたお使いで校庭に出ていた。
榊を取ってこい との司令だった。まあ、雨がザーザーだから多分言い訳できるだろう。
次の休み時間まで耐えよう、それくらいしか考えれなかった。そしてこう言う。
「授業嫌だな〜」
- Re: 京都未来活動 ( No.2 )
- 日時: 2023/11/06 00:44
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
第1話 登場人物設定資料
・蒲倉未里亜
オカルトヲタク。
男子でも女子でもグイグイ会話に入っていくタイプ。
眼鏡っ娘。
・船坂ひな乃
学校内では八方美人として名高い。
未里亜に誘われてオカルト研究会に入った。
普段は大人しいが、オカルト研究会の実地調査になると急にハキハキ喋ってくる。
個人的にひな乃推し
- 京都未来活動 第2話 嵐を呼ぶオカルト研究会 ( No.3 )
- 日時: 2023/11/06 01:00
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
キーンコーンカーンコーン
「ふう、やっと終わった。」
「わかる。確かに世界史は眠くなる!」
「授業は終わったけどさ、、、、」
「けど?」
「けど、外はもう嵐じゃん。」
「警報出そうよな。」
ゴロゴロゴロゴロ、ドッシャーンッ
近くに落雷。
あちこちで悲鳴が聞こえる。
「なによ、雷くらいで。停電ならまだしも、、、」
プツンッ
「停電だ!!」
教室はまっ暗闇。
周りは騒いだり喚いたり。
「ここはうるさい、オカルト研究会の部室に行こう。」
「うん。」
ガラガラガラ
「おじゃましまーす」
「ん?なんだお前らか。」
「御神村先輩、なにか面白いものないですか〜?」
「あんたら部員なんだから、自分達の部室になにがあるかくらい分かるでしょ。」
「しかし、たまたま、いいものを見つけてきた。」
「河童の手だ!!」
ゴロゴロゴロゴロドッシャーンッ
- 京都未来活動 第3話 河童の手 ( No.4 )
- 日時: 2023/11/06 01:09
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
「河童の、、、手!?」
「ああ。通販で1000円くらいだったかな?研究会の予算で買った。」
(絶対騙されてる、、、、)
「どこのサイトで買ったんです?」
「この、日本押し売り協会ってサイトだ。NGO法人だぞ?」
(怪し〜)
「あ、お前ら授業は?停電だからチャイムならないぞ?」
「え〜〜〜〜〜!!」
「はい、あなたたち居残りね?」
「は〜い。」
「あ〜、めんどくさ〜い!!」
ゴロゴロゴロゴロ ドッシャーンッ
Page:1 2