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複雑・ファジー小説
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- 京都妖怪縁起
- 日時: 2023/11/08 22:16
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
<執筆者・著作者の声>
こんばんは。京条ハルです。この度は「京都妖怪縁起」を描かせていただくこととなりました。
そもそも論、「京都妖怪縁起」というのは私の体験談を元に制作した、学園・オカルト・ファンタジー小説です。何でしょうね。学園オカルトファンタジーって。
まあ、この小説に出てくる怪綺現象はほとんど私が体験したものです。はい。
一応ファンタジー要素も入ってるんですが、そのファンタジーな部分は自分の脳の奥底にある記憶を頼りに制作しようなんて思います。
では、私、京条ハルがお送りする、学園オカルトファンタジー、世界を巻き込む謎を解き明かすオカルト研究会の三人の笑いあり涙ありの小説、「京都妖怪縁起」を、完結まで見守っていただけると嬉しいです。
- Re: 京都妖怪縁起 ( No.1 )
- 日時: 2023/11/08 22:38
- 名前: 京条ハル (ID: /p7kMAYY)
<第1話 雨の京都>
ー走り梅雨、
濡れた木の葉に
雨の色ー
古の都、京都府。何百年も前の都だけあり、様々な妖が巣食うという、、、、
そんな京都府は梅雨の空気に呑まれてどんよりしていた。
あるところでは、、、
ポツンッポツンッ
「あ、雨降ってきたんじゃない?」
ザーッ
「、、、、まあ、話す相手なんて、私にはいないけどね、、、私には、、、いない、、、」
独りの少女はそう呟いて、うつむいて校舎に戻っていった。
またあるところでは、、、
ポツンッポツンッ
「うそ、雨〜?」
ザーッ
「うわ、ザーザーじゃん。これじゃあ星も見えないな〜。」
と、雲の厚い昼間の空に向かって一人の少女が呟いた。
いまは別々の場所にいる二人だが、これから二人の運命は密接に絡み合う。
Continued next time.
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