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複雑・ファジー小説
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- 幼馴染は殺人鬼
- 日時: 2024/04/24 19:57
- 名前: まっちゃ🍵 (ID: 6nCB5dVP)
主人公
松原 みなみ 15才
友達が少ない 女の子
植村 友希(ともき) 15才
みなみの幼馴染。人を殺したことがある 男の子
望月 真白(ましろ) 15才
友希の友達。友希が好き 女の子
一話「殺人鬼の幼馴染」
《昨夜◯△公民館付近で発見された遺体は、例の殺人犯の仕業であると、警察から報告がありました。また、、、、》
今日も朝6時から地域のラジオで殺人犯の話が流れる。
私はこの話の殺人鬼の正体を知っている。
ー朝7時50分ー
「おっはよー!みんな元気?」
声を発したのは植村友希、わたしの幼馴染だ。
そして、あのラジオの殺人犯でもある。
そのことを知っているのは、私と彼だけ。
本当はみんなの前で言ってやりたい。
【こいつが昨日の殺人犯だ。こいつがやったんだ】って。
でも私はそんな事を言う権利なんかなかった。
何故なら彼はクラスのムードメーカーで、私はそんな彼と『幼馴染という肩書きだけで生きてる陰キャだから。
「元気なわけあるか!ったく、お前は!昨日の事件聞いてないのか?」
クラスで女子からの信頼がある望月真白さん。聞いてもいないのに友希に教える。
「小林(クラスメイト)んちの兄ちゃんだぞ!」
あ、小林くんの兄ちゃんか、、
少し嫌な記憶が脳裏に過った。
あの人は私の物をよく隠した
鉛筆、お金、キーホルダー、
私のものならなんでも。
そんな人が昨日死んだ。
泣くまではいかなかったけど、少なくとも嬉しい気持ちにはならなかった。
あいつは
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