複雑・ファジー小説

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魔界王子と創造神の魔術(セレマ)。 1話
日時: 2024/06/16 11:49
名前: 三宮ルナ (ID: J/cl5oqb)

※初投稿なので誤字・脱字があれば見逃していただけると嬉しいです。
※バトル・ファンタジー・逆ハーレム要素がありますので苦手な方はお気を付けください。


輝く、月。その色は赤色ルージュに染まっていた。
赤く、赤く、輝き続ける。その光に導かれるように……———
■■■は漆黒の世界へと迷い込む。

小鳥遊たかなし 六華りっか。それが私の名前だ。
17歳のごくごく平凡なJKだ。
六華「うわぁ!とっても綺麗な月!ノエルの目と同じ真っ赤な色…。ね、ノエル!」
ノエル「にゃあ!」
ノエルは飼い猫…といっても、いつの間にか家に住み着いていた野良猫だ。
名前はクリスマスの日に現れたから、ノエルだ。
六華「なんか……吸い込まれそうな赤色だね」
ノエル「……」
六華「ノエル?どうかしたの?…って、ノエル⁉」
いつも元気なノエルが何故かフラフラとよろめいたかと思うと、バタリ!と倒れてしまった。
六華「ノエル‼ノエル‼どうしたの⁉なんで…。……う…ぅ?急に、眠気…が………」
急激に重くなった瞳を閉じる。
———…キラキラキラッ!
するとスウッ…とどこかへ飛んでいくような感触がした。
(飛ん、でる…?うう、目がどうしても開かない…)
抵抗も出来ないまま、やがて下に降り始める。
最初は緩やかに、浮いているように降りていく。
———…ゴオッ‼
———…突然、バンジージャンプのような勢いで降り始める。いや、落ち始めると言ってもいいかもしれない。
そんな状況でも指一本動かすことすらできない。
(いやああああぁぁっ!!!!!落ちるっ!死ぬっ!)
心の中の抵抗もむなしく、そのまま落ち続ける。
———…ドサッ‼
あれほどの落ち方をしたのに着地は意外と平気な早さだった。
けれど落下時の恐怖と混乱でキャパオーバーになってしまい、結局は意識を失ってしまった。

ここはどこ?
???「———……真っ暗闇の世界よ」
あなたは誰?
???「それは……———」

???「———…い、おい!起きろ!」
六華「!!!???」
突然の怒鳴り声。その声で夢から覚醒する。
白い髪。あの月のように真っ赤な瞳。謎の格好コスプレ
不審な男性がこちらを威厳を漂わせながら、睨んでいた。
???「お前は、誰だ?」
六華「名前を聞く前に自身が名乗るのが礼儀というものでしょう?」
???「関係ない…『名を名乗れ』」
彼がそう言った瞬間、息が苦しくなる。身体が動かしにくくなる。
頭の中から、自然に言葉が浮かび上がっていた
六華「…私に自由を[解除リビティー]」
???「…⁉」
黄金の光が解き放たれる。その光は身体に起きた異変を全て消し去った。
???「古代魔法が…解除された?」
六華「な、何、今の光⁉それに言葉も…」
???「おい」
ビクッと方が震える。さっきとは違う威圧感。指が震える。これは…何?
???「お前何者だ?」


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