複雑・ファジー小説
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- 胡瓜野郎の欲望
- 日時: 2025/02/02 20:14
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
どうも、物凄くちびちび更新させて頂いております、きゅうりむしです。
正味、モチベーションを溝に捨ててしまったので、一旦欲望まみれの誰得、自己満物語を書かせてください。
……まぁ、元々、他のヤツも誰得、自己満物語すが………んでも、今回は、何も手直しも無しで、強行突破です。
まぁ、家の風呂と一緒の約40℃の風呂と同じ温度で見守ってやってください。
……あ、そうそう、我は今までスマホで投稿してたのですが、(空き時間で出来るから、便利ネ)PCでも投稿しようと思い始めたので、IDが違う可能性がありますがきゅうりむしと名乗っていればそれは、きゅうりむしです。
……最後に、今回の話は逢えて主人公君(我が宿っております)の名前は出しません(名字は出すけど)……其こそ、誰得ですね。
まぁ、我の話を読んでくださってる方がおるのであれば、光栄です。では、
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.1 )
- 日時: 2025/04/09 18:00
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
ピンポンラッシュ。
我の朝は、それで始まる……あ、やる側じゃないよ?やられる側だよ?
「おい!!虹宮!!はよせんか!!」
「分かった、分かったから……その反社みたいな、モーニングコールは止めて?」
我が言った例えみたいに、反社みたいにモーニングコールをしてくれたのは、赤井鞠埜……通称、まりちゃん。可愛い、渾名だろ?残念、死ぬ程、怖いです……
「あ゛~~焦れったい、邪魔するぞ?」
「ちょ、待っ……」
「……下着姿で、何してんの?」
「いや、我、下着で寝とるし……」
うん、解放感が良いんだよ、解放感が。
「風邪引くぞ?後、公然猥褻罪の予備軍か?」
「……大事な所は、隠してあるぞ?」
……下着着てるだけ、マシだろ…夏休み中はモーニングコール無いから、裸で寝てるのは別の話。
「違う、そうじゃない、虹宮、お前はお前の母親と、私の母親の切実な願いで、お前と一緒に学校に行ってやってるのは、了承してるよな?」
我は、その言葉に頭を縦に振った。
「一応さ、異性同士何だぜ?だったらよ、部屋着を着るなりはしような?
……普通に、私が居たら起き上がる事すら、ままならないんだからよ……」
「あ~……まぁ、ね、」
うん、全男子共通であろう、朝目覚めた時の股間の具合は……布団を剥がれたりして、下半身を見られるのは……特に異性とかに見られるとね…マァジで、ヤバい……
「だが、我は断る。」
「はぁ……やっぱ、お前は公然猥褻罪の予備軍だよ……それ、ほぼ見せびらかしたいって言ってるのと一緒だからな?
……というか、お前、このティッシュの山…」
まりちゃんが、ゴミ箱を指差して言う。
「……触れるな、触らぬ神に祟り無しだぞ。」
てか、逆に触れられても困る……
「まぁ、大体察しは付く……
ほら、玄関で待っててやるから、さっさと支度せぇ、」
まりちゃん、優しッッ~~
(やっぱ、虹宮の部屋入ると、雄の匂いで、頭クラクラするなぁ……)
☆虹宮
主人公君。中学3年生の受験生。雪国生まれ、雪国育ち。ほぼ、きゅうりむしの化身。小6の時に、親父が失踪し、(ここまで実話)格安角部屋5畳半を2部屋借り、母親と別々で暮らしている。
ベッドと本棚で殆どのスペースを使っており、滅茶苦茶小さいテレビと机、PC、ゴミ箱程度しか物が無い。
恋愛マニアで、小説や漫画、アニメ等、有りとあらゆる恋愛モノが有る。
自慰行為を1日に必ず、2~3回程、多いと5回程度行う為、臭い。花粉症も合間って、ティッシュの消費量が人の2倍以上、花粉症患者の1.5倍以上である。
同性・異性の友達0……だが、彼女(嫁)候補は沢山居る。
委員会は、図書委員会に属している。永遠に書庫の整理してる図書委員……居るよね?(きゅうりむしの事)
☆赤井 鞠埜 (まりちゃん)
家が近くて、虹宮の同い年、同じ学校、同じクラスの、同じ委員会……と、フラグが立ちまくっている女…通称、まりちゃん。
虹宮の母親と、まりちゃんの母親は元々繋がっており、まりちゃんの近くに住む事になった為、父親が失踪したお陰で忙しい虹宮母親と、実の母親に頼まれ、寝起きが悪い虹宮と一緒に登校する様に。
最初は、虹宮に嫌気が差していたが、徐々に好意を抱く様に。
度々、ゴミ箱に入っているティッシュを拝借し、保管している。
最近は、起きる時間が決まってきた為無いが、最初の頃は毎日雄臭さに酔いしれていた。(最初は臭いという感想しか持ってないと思うけど、)今では、それが恋しい。(たまに入れる部屋の空気を吸いに吸って、噛み締める)
人並みに幸せで、人並みの学力……ではなく、人一倍孤独で、頭が良くて、愛に飢えている狼。まぁ、高嶺と花半分、周りに噛み付いてる半分で孤立している。なぁのでぇ、虹宮に依存→孤独→不安→依存…の、ループ。
将来は、虹宮鞠埜になると思っている為、たまに書き間違える。
虹宮の1番好きな所:数学になると居眠りしない所
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.2 )
- 日時: 2025/04/09 18:06
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
おし、準備完了!!
「準備できたぞ~まりちゃん。」
「記録、5分7秒…遅い。もう少し、早くせぇ。」
ひぇ~スパルタ。
「……まぁ、取り敢えず、行くぞ」
「はいはい……」
さて、5分程歩きまして。見えて参りました、我でも少し乱暴にすれば壊れそうな戸の食堂。
「…ほら、さっさと用を済ませてこいや。
待っとってやるから。」
そう言って、まりちゃんは戸の目の前でスマホを弄り始めた……先に行かないのが、まりちゃんの優しさが見えるポイント。
「あ、来た……ほい、これ今日の朝食と昼食。まぁ、夕食も欲しければ夜あげるけど…どうする?」
「あ、どうも……いつもすみませんね、利子先輩…」
我の飯を全て担当してくれる蒼已紗綾……通称、利子先輩。因みに、利子先輩と呼んでいる理由は朝昼夕の飯の管理をして貰っている代償に、本を貸すという利子(?)を付けて貰っているからだ……まぁ、非常に頭が悪い理由ですね。
あ、そうそう、他にも月2で一緒に出掛けるというのもある……でも、何か申し訳無い。
「虹宮君、いつもそう言ってるけど……私から立候補した訳何だから、そう畏まらなくとも…」
「いえ、いくら利子先輩から立候補したと言えど、申し訳無いのには変わりないので、言い続けます。」
そう、この飯の管理は利子先輩から立候補してくれたのだが……非常に、申し訳過ぎるのである。
「そ、そうなの?……あ、そうそう、今週は店空けられそうだから、一緒に買い物に行って貰っても良いかな?」
「え、あぁ、勿論!!全身全霊で付き添わさせて頂きますよ!!」
そうか、今週か……空けとかんとなぁ~
「ふふ、それは楽しみね……あ!これ、面倒だったから、トースト1枚だけど…大丈夫そ?」
そう言って、利子先輩はトーストと昼飯の弁当を差し出してくれた……ありがたや、
「えぇ、勿論。ありがとうございます!!」
「良かった……あ、夕食は?どうする?」
あ~……夕飯ね~…良いや、申し訳無いし……コンビニで買って食お。
「えと、大丈夫です。……友達に誘われてるんで、」
「……本当?虹宮君に友達って居なかった気がするんだけど……まぁ、良いか。無理強いは出来ないしね。
あ、でも、別に来ても良いからね?ほら、意外と体調管理しないと、虹宮君は直ぐに体調崩すから……」
優しい。圧倒的に、優し過ぎる。
「お気遣い、ありがとうございます。」
「うんうん……もっと、褒めたまえ!!」
唯一の利子先輩の悪い所、直ぐに調子に乗ってしまう。
「……あ、そろそろ時間なので我は行きますね?では、また明日。」
「もうそんな時間か……あ、じゃあね~~」
うん、利子先輩は優しいわ。可愛いし、美しい、料理上手いし、性格完璧だし……はぁ~ハッキリ言って神だなぁ~~
(今日はいつもよりも、多めに血を入れました!って言ったら引かれるかなぁ~……
でも、友達ね……巴ちゃんに聞いてみよっかな。)
「……10分46秒37…遅い。遅刻したいのか?お前は。」
ひえっ、何か、細かくなってる……
「はぁ、……(人の感情に気付けない)馬鹿野郎。(人の心を抉る事しかしない)鈍感野郎。」
「っちょ、そこまで言わなくても……」
「……はぁ、ほら行くぞ?」
今日もこの時間帯のまりちゃんはご機嫌斜めです。何が原因何だか、
「……あれ、虹宮、財布は?死んだ爺ちゃんが生前使ってたって言う財布(実話)は?」
「ふぇへ?」
トーストを食べながらだから、そんな声しか出せなかった……が、これは大変だ。いや、財布が無いってのもあるが、失くしたって可能性もあるのだ……
「ゴホッ、ゴヘホッ、……」
2分後、トーストを全て詰め込んだ結果がこれである。
「……何してんの?ほれ、水。」
「あっ、あぁ……」
うん、やっぱ優しいわ。まりちゃん。
「……ねぇ、我って今日、財布持ってた?」
「は?ん~……考えてみりゃ、持ってなかったかもな。」
あ、覚えてるの?凄いな、
でも、それなら安心だね。
「……そうか、…取り敢えず、行くぞ。」
結局、我がトーストを一気に詰め込んで咳き込んだだけの謎の時間になってしまった。
「んあっ、」
「あ゛?」
やっべ、無駄に柄悪ぃ男子生徒とぶつかった、
「お前、何処に目を付けてんだぁ?」
「あ~…えと、」
コイツ、小6に陸上大会1回出ただけの図書委員帰宅部(実話)に突っ掛かってきたぞ……優しくしてね?
「……おい、お前さんこそ、どこに目を?コイツは、歩いてただけだろ?そこにお前が来た。それだけだろ?虹宮に喧嘩売る……否、虹宮にお前と呼べる権利があんのは、私だけだぞ?」
あ~と……まりちゃん?穏便に済まそ?我が殴られれば、解決する話だよ?
「あ゛?てめぇ……女だからって、調子乗ってんのか?」
ほら~刺激しちゃったぁ……
「……よし、お前ついてこい。」
「はぁ?誰が、お前なんかに……」
「…………あ゛ぁ~~?」
……凄い形相でまりちゃん睨み出したけど、美人には美人…でも、怖い。
「…………分かった、」
「そう、それで良い。……あ、虹宮は先に行ってて良いからな?」
「…りょーかい、」
そう言って、まりちゃんと柄悪い男子生徒は一緒に何処かへ行った。
「ふぅ、行くか……」
少し気ににるものの、まぁ、大丈夫だ。まりちゃんだし。
「………っと、マミさんおはよう。」
「…あのね、ウチは確かに、何て呼び方でも良いって言った。けど、マミさんは……何か、首から上喰われそうだからその呼び名は止めて?」
と、我の付けた渾名に文句を言うのは猯黄巴……通称、マミさん。
最初、話し掛けられた時に全てが揃ってると思った。マミ……巴…完璧だと思った
「ねぇ、最近変わった事とかある?例えば~……友達が出来たとか?」
「え~?特に無いが?……というか、友達出来るのが1番有り得ない話だろ。」
「うわ、出た~ネガティブ自虐~」
ふん、何とでも言え……もう慣れた話だ。
「でも、そっか……変化無しね…良かった、」
「あ?何か、言ったか?」
「いや、ぜんぜ~ん♪」
はぁ、いつもハッキリ聞こえる声なのに、たまに聞こえない時があるんだよなぁ~……ストレス☆
「さて、……HRだね~じゃ、また後で。」
「はいはい……」
ん~~……ふぅ、面倒だなぁ~…あれ、まりちゃんは…?
(やっぱ、少しでも不安に思ったウチが馬鹿だった。
蒼已先輩が虹宮君に友達が出来たかも、ってメールが送られてきた時は驚いたけど、やっぱそんな訳無かったね。
……軽口叩ける仲はウチで十分。)
☆蒼已 紗綾 (利子先輩)
虹宮の1つ上の先輩。高校に行くと思えば、母親がやっていた飲食店を継いだ、中々の勇者……通称、利子先輩。
中2の夏に、家の飲食店を継ぐ事を決意した為、勉強は捨てていた模様。
虹宮との出逢いは、部活の引き継ぎを終え、部活を引退した結果、見事に虹宮と帰りの時間が被った為、話掛けた事により交流が始まった。
支配、と言うよりかは共依存ENDを望んでいる為、優しい。凄い、優しい。押して駄目なら引いてみると言う言葉を知らない。其を受け入れる虹宮も、虹宮である。
虹宮の飯の管理は、毎日コンビニ弁当で栄養管理がなって無さそうたから、利子先輩から立候補した。
多分、舞台が高校とかだったら留年して虹宮と同じ学年になってたと思う。だが、生憎、義務教育。留年何ぞは、無縁なのである……故に、猯黄巴…通称、マミさんに虹宮の監視を頼んだ。用意周到だね。
因みに、年中長袖。……まぁ、虹宮に血を仕込む為に手首を切ってるからである。調味料としての扱いの為、塩とかと一緒に普通に利子先輩の血が置いてある。
虹宮の1番好きな所:絶対に裏切らなさそう所。裏切ったと感じても、悪意も無く、無意識にだから。
☆猯黄 巴 (マミさん)
いつも物理的に、距離が近い女……通称、マミさん。
由来は、きゅうりむしが1番好きな平成のグロアニメである。因みに、1番好きなキャラだから等、ではない。まぁ、実力は認める。第3話でも、油断しなきゃ勝てたとは思いたい。あれでも、実力者らしいし。
失礼、話が逸れました。虹宮との出逢いは、利子先輩から虹宮の監視を言い渡されたから。いつも、虹宮が通学してきた時は虹宮の席に座っている。最初は、言わないと退いてくれなかったが、最近は自然と退いてくれるように。成長だな、
朝は絶対に、虹宮の方が遅い為、必ず座られている。休憩時間は、虹宮の膝の上に座って昼食を摂る。虹宮曰く、軽い。
物理的に1番距離が近い。距離の詰め方が異常。最初は利子先輩の言う通りにしてきたが、次第に恋心を抱くように。軽口を1番叩きやすい……らしい。
毎日、昼食になると水を差し出してくれる(開封、口付け済)つまり、……間接キッス魔である(?)
利子先輩に色々教えられたせいか、利子先輩に似ている部分が幾つかある。例えば、心配性とか煽てると、直ぐに調子に乗っちゃうとかね。他にも、意外と母性もある。でも、依存よりも支配。
虹宮の1番好きな所:自虐は多いが、人の傷付く事は言わない。ウチを拒絶した事が無い(出来ない)
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.3 )
- 日時: 2025/04/09 18:13
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
ふぅ、楽しい楽しい数学を終えまして……そしていつも思い出すんだよな、微分積分っていつ使うんだろうってね………
「………………」
あれ、2限終わったタイミングでまりちゃん、帰ってきた……今日は遅めだったな……
「よぉ、虹宮、悪いがノート貸してくれ……まぁ、歴史は写してないだろうがな、」
「大正解、数学だけ減りが早いんだよね~」
「それどっちかってと、宮ちゃんが数学しか使ってないからだと思うけどね……?」
マミさんも来た……何と言うか、賑やか。
「因みに、まりちゃんでもマミさんでも良いんだけどさ……次、何?」
「ん~………美術…だったかな、確か模写」
「良かったなぁ~虹宮、模写は得意だろ?模写は。」
模写はってのを強調すな、泣くぞ?
「まぁ、良いや。美術は移動だからさっさと行こっか、」
「はいはい……」
「了解しましたよーだ……」
美術は寝れないんだよなぁ~……模写だから真面目にやるけどさぁ~
…………さて、楽しい楽しい模写を終えまして
「マミさん、次は?」
「良かったね、英語だよ?」
「ほぉ~……虹宮の苦手分野じゃ~ん」
良いや、寝よ……
「寝かせねぇからな?私が寝るから、虹宮はノート写しとけ」
「…………いや、でも、英語は聞いて憶えた方が、」
「阿保、寝ながら聞くんだから憶えられるわ、だからお前はノート写しとけってだけだ……あ、後、数学貸してくれ、そして猯黄巴、君は1限の歴史を貸してくれないか……?」
「うん、良いよ~」
あら~結構疲れてるんだね~……後、寝ながら憶えられるの、狡い………
「……よし、始めるか、日直、号令。」
…よし、寝るか、おやすみ………
「………ちゃん?み~や~ちゃ~んっ?」
「ぐぬっ?」
「起きた起きた~……開始3秒位で寝たから赤井ちゃんが寝れなかったってさ~………まぁ、良いや、赤井ちゃんは凄いスピードでノート写して、相変わらず外で昼食摂ってるからね?」
…………まぁたこの子、我の膝の上に乗って状況説明してるよ……
「………あの、我さ、今日は早めに食べないといけないんだけど……?」
「知らん、間に合う間に合う~」
……少々、頭の螺子外れてんじゃないかなぁ?
まぁ、どっちかってと能天気なだけか。
「………まぁ、良いや、そういう事だし、御馳走様でした。」
「…………速過ぎ無い?」
「そ?」
「そう」
まぁ、良いや、何か食べれちゃったんだし、
「さてと、じゃあ失礼するよ」
マミさんを膝から退かして立ち上がる。
「ちょっ、待っ、」
良心が痛む前に逃げる、これこそ鉄則也て。
「ぐぬぬ~……逃げおったかぁ~…はぁ、今日は間接キス出来なかったなぁ~……良いか、赤井ちゃんの宮ちゃんの話題を出すと可愛くなる現象を眺めに行きましょ~」
さてさて、……癒されに行きましょ、
「橙ちゃ~ん~?」
「……んあっ?や、やっと来ましたか、あた……我、大分、待ちましたよ……也、」
此の古風な言葉を頑張って喋ろうとしてるのは、成田橙式……通称、橙ちゃん。途轍もなく、渾名を考えるのが面倒になってきた時等辺の話の為、雑……だが、本人はお気に入り。因みに、癒し。頑張って古風な喋りにしようとしているのが可愛い。
……と言うか、あたしのあた、まで言いかけて、我って言い直すのマァァジで可愛いな、おい。そして、最後に也って付けんのも、マァァァァァジで可愛い。
「はは~……御免御免、ちょっと捕まってた……と言うか、乗られてた、」
「まぁ、良いですけど、……あ…我としましては、約束の時間には間に合って頂きたい所存では、あるのです…也、」
「……善処するよ、………其で?用ってのは?」
「あ、そうでしたね、……えと、これですね、…也」
そう言って、400字詰めの原稿用紙を……何枚だ、?50枚?程度渡して来た。
「……あ、前言ってた、小説か………」
「そ、そうなんですよ、あた……我、中々書けなかったんですけど、虹宮ど、殿の、アドバイスで結構、書けるようになりました!…也、」
……あ~…アドバイスってもな、………純愛モノは1周回って書きにくいって言う、完全に我の主観の話をしただけなんだよなぁ、
「……まぁ、役に立ったなら何よりだけどさ、…」
「と、取り敢えず、わ、我の、小説、書きかけですけど、読んでくれませんか?……な、也、」
緊張気味……可愛いなぁ、
「良いよ、取り敢えず、読んであげる」
そう言うと、滅茶苦茶顔が明るくなる
「あ、ありがとうございます!!……也、」
ふふふ~ん……也を外さないの、可愛いなぁ、
「よし、まぁ、読むね~」
「は、はい、」
そう言って、読み始めた………が、ドッロドロした官能小説だった為、御愛嬌。……でも、…ハーレムモノでもあったかもしれん。…ほら、男主人公で、周りの女子とそういう関係を持つ……いや、持たされるって感じだったし………
「ど、どうですか?……な、也、」
「……確かに、我は恋愛小説が書きやすいっちゃ書きやすいって言ったけど…これは、ただのRー18指定モノだよ………」
いや、何と言うかさ、……まぁ、せめて僕っ娘男の娘ならまだ分かる(?)けど、拘束猿轡目隠し焦らしはヤバァイ……
「そ、そうですか、……」
ありゃ~りゃ、……也が取れるレベルまでに落ち込んだ…慰めなきゃなぁ~
「あ~でも、物語自体は……」
「あ、いた、探しましたよ?虹宮様?」
お~っと、この声……
「あぁ、今日も御越しですか、緑雨地殿…?」
そう、我を呼んで何故か殺意剥き出しの橙ちゃんに呼ばれたのは、緑雨地伽羅……通称、雨華様。
社会科のノートに埋まってた没の子の名前……懐かしいわ(実話)
雨華様と言う渾名の訳は……まぁ、その内分かるさ。……其よりも、この場を何とかしよう。
「あ~……雨華様?何のご用………」
「あら、成田様、本日も虹宮様と御一緒で……仲良しな事で、何よりです。」
う~ん、……言葉を話させてくれねぇ…
「ま、取り敢えず、私は虹宮様に用がありますので、御借りしますね~」
「ちょ、ちょっと、待てぃ!!わ、我は、虹宮殿と、まだ、話したい事が……」
うんうん、分かる分かる……我もね、話足りないとは思う、…思うんだけど、……両方向から、体を引っ張るの、止めて欲しいかな、…
「あら、そうですか?……まぁ、私には関係の無い事ですからね…さ、虹宮様……」
「待った待った……3人で話そうじゃない、此処でね………えと、良いでしょう?雨華様と橙ちゃんもさ……?」
「わ、我は、良いですよ、…也、」
「……えぇ、私も問題ありません」
…妙に素直、……我、何か…しちゃったんか……?
まぁ、良いや、……取り敢えず、一人ひとり片付けよう………
「ま、取り敢えず、橙ちゃんからだな、んで、何だっけ?」
「確か、虹宮様がお読みした成田様の小説の評価についてだと私は認識しているのですが……お間違え、無いでしょうかね?」
………と、雨華様が…雨華様が!?えっ、聞いてたのか?……ま、いっか、
「えぇ、我もその認識で間違えては無いかと……思います、也、」
あぁ、この、"白薔薇"の様な御嬢様……油断も隙も無いな……
「ですが、その前に、虹宮様、本日の御花です。」
そう、この白薔薇……つまり、雨華様、毎日花をくれるのだ…因みに、いつもは四つ葉やイカリソウやアネモネだが…今日は違う、な?
「………天竺牡丹…つまり、ダリアですか、……えぇ、我も好きですよ?花の女王ですものね~…也、
ですが、花言葉の一つに……」
「当たりです、素晴らしい、まさか和名まで御存じとは」
……また人の言葉をぶったぎったな…まぁ、良いか、
「有り難う御座います、雨華様、……」
「喜んで頂き、光栄ですが……まぁ、今の季節は少々気温が高くなる日が御座いますので、管理には御注意を、……大切に扱ってください」
……何か、…大切に扱ってくださいだけ、……悲しげだったな?
「まぁ、これで私の用は済みましたので、失礼致します」
「えっ、あ、いや、まだ、此処に居ても、……行ったか、」
「……まぁ、取り敢えず、我の会話の続きを、お願いします、…也、」
(和名、天竺牡丹……通称、ダリア。花言葉は、優雅や気品等もあるが、気紛れ不安定、移り気……そして、裏切りもある…絶対に、分からせてあげますよ♡)
……むふぅ、取り敢えず、さっきの続きか。
「まぁ、さっきはRー18指定レベルとは言ったけれど、物語自体の出来は良かったとは思う、……まぁ、だから、官能要素(?)を抑えれば普通……まぁ、世間一般に出しても良くはなると我は思う……かな、
あ、書き直す必要は無いと思う。一旦、完結させた方が区切りつけられるからね。」
我ながら、上から目線だと思う。だけど、一応、歴は上だからな……
「そ、そうですか、そう言ってくださると、わ、我のモチベーションにも、繋がると、思います、…?……あっ、いや、繋がります、…也、」
……かわいい、存在が、もう、可愛い、……あふぅん………
「そ、その、……虹宮、殿?我、恋愛小説を書きたいとは、思っているのですけど、如何せん、恋愛経験が無に等しくて、……そ、そのっ、具体的な、れ、恋愛経験を、頭に、い、インプットしたいな、……っと、…な、也、」
我が橙ちゃんの可愛さに昇天してる間に、橙ちゃんが顔を真っ赤にしながらそう言ってきた……そう、言ってきた!?まっ、待て、待て、落ち着け、これは、我に恋愛小説を貸してくれという、遠回しな言い方かも、しれないッッ!!
「え、あ、えと、………と、言いますぅ~……と、?」
「い、異性と、て、手を、繋いだり、で、で、でっ、デートでしっ、……たり、だ、だぁっ、きぃ、あっ、た、たり、だったり、……キッ、キス、で、ですかねっ、……」
……あ、橙ちゃんが恥ずかしさのあまり、撃沈してしまった…が、まとめよう、
えと、橙ちゃんは、異性と手を繋いだり、デートや抱き合ったり、キスしたいと……やっ、やべ、脳の処理が追い付いてきたら恥ずかしくなってきた、……け、けど、これは、それを受けてくれる人を紹介してくれと、いう事かも、しれないっ、
「え、えと、だ、大丈夫?橙ちゃん、……まぁ、つ、続けるね?……えと、橙ちゃんは、えと、誰と実体験をしたいだったりとか、あるの、…かな、?」
「………え、あ、えと、…そ、その、そのそのそのその、……そ~の、その、…………に、虹宮、殿、…か、かな、……………」
っあ、また、撃沈した……じゃ、じゃない!!違う違う、触れるところはそこじゃない、……我と?年齢=彼女いない歴の我と?我と?…え、我と?
一応、確、認、……
「……えと、虹宮って、我?」
………橙ちゃんがぁ、…小さく、こくんと、……頷いたんです、………
ぐふぅっ、……
多分、そこからはお互いに5分位机に、突っ伏してたと思う。
「よ、よぉし、……そ、そろそろ、事の確認をしよっか、…」
「わ、分かりました…也、」
「えと、……橙ちゃんは、恋愛小説を書きたいから、恋愛経験を頭に叩き込みたいから、実際に体験したい、………それで、我に頼まれって認識で良いのかな、?」
「ひゃ、ひゃひゃひゃ、ひゃいっ、!」
……橙ちゃんのキャラが、崩れてきた…まぁ、良いか、可愛いから良いけど、
「よし、分かった……えと、…まぁ、今日から早速で良いかな、?」
「ひゃ、ひゃい!!おねにゃいしゅましゅ!!」
橙ちゃ~ん?呂律が全然回ってないよ~?……まぁ、可愛いからよし。
「え、えと、改めて、わ、我の、願いを申し出て頂き、ありがとうございます、……也、私、実体験じゃないと、リアルに書けないので……也、」
……一人称、私になってルぅ!!可愛い!!…よ、よしよし、落ち着こう…
「まぁ、お役に立てるなら、光栄……けど、回復早いね?さっきとは口調が打って変わり過ぎだよ……」
「でへへ、色々とシュミレーションしましたからねっっ、て、やっぱ、聞かなかった事で御願いします!!也!」
…やっぱ、可愛い、……
(怪しまれなかったなぁ~私が、色々な実体験でしか小説を書けないって言って、Rー18入りそうな小説を書いた事を。
……まぁ、虹宮さんに私が色んな男を点々としているってバレるよりはマシか、)
☆成田 橙式 (橙ちゃん)
虹宮の唯一の癒し枠……通称、橙ちゃん。
例により、橙ちゃんの書いてきた小説の内容は話せませんが、実力は確かなんですよ、彼女。何だかんだ言って、受けじゃなくて、攻めの橙ちゃん。というか、中3で色々な男と……ってのは実在しますかねぇ……まぁ、物語に現実を求めるのは馬鹿だからな、…其で、虹宮の前では受けみたいな雰囲気を出していたが……多分、深い関係になるにつれ、立場逆転すると思う。頑張れよ、虹宮。殺さないようには気を付けるわ。と、まぁ、今のところ1番、進展がありそうな子です。可愛いですよね、この子。我の考えだと、縁が薄い伊達眼鏡で、胸が大きいんですよ…それでいt(((((
失礼しました、趣味が出ました。
でも、まぁ、虹宮の前では可愛いんですよ、裏表があるだけでね。
あ、この子、従順ですよ~
虹宮の1番好きな所:何だかんだ言って、可愛い。
☆緑雨地 伽羅 (雨華様)
中々、恐い花言葉の花をくれる礼儀正しい御令嬢……通称、雨華様。
因みに、虹宮は雨華様を白薔薇と例えてたね?……まぁさ、花言葉とか、調べてみてね?色々と、我の意図も分かるとは思うからさ。そして、他にも花は出てきたね?それらの花言葉も、調べてみてね?多分、分かってくれると思うから。
まぁさ、……この子の名前とか設定って、まだ我が純愛とかを書けそうな時に出来たから、大分、拗れたよね……まぁさ、その、前創った段階では、いじめられていたデレツン御令嬢に急に来た転校生(主人公)の純愛を書く予定だったんですけど、ヤンデレ好きになりましてねぇ……まぁ、いつか書いてみたいです、純愛。
で、だから、他に比べて、創りかけ、だから、語る事は無いんですよ、(大変申し訳御座いません、言い訳みたいになってしまい……)まぁ、でも、この子も従順です。
そうですね~イメージとしましては、ショートの金髪で、いつも小綺麗で、花の匂いがする、かなr((((((
はい、お疲れ様でした、……大分、久し振りにカキコしました、
虹宮の1番好きな所:私の存在意義や自信を生み出してくれた事。
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