複雑・ファジー小説
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- 皆の敵だった、僕 ②
- 日時: 2025/12/10 10:07
- 名前: さき@夢 (ID: TdwH/e73)
※注意!
・キャラ設定を変えています。
・この物語は①の続きです。
・誤字/脱字あるかも。
・キャラ口調がおかしいです。
・オリキャラが(けっこう、たくさん)出てきます。
➡それでもOK!という方はどうぞ!⸜(●˙꒳˙●)⸝
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同室の喜八郎が、四五年生合同の実技の授業に帰ってきてから、どうにも元気がない。
(また、落とし穴に伊作先輩を落として、食満先輩に叱られたからか...?)
いや、違うか。いつもはどれだけ叱られても、ケロッとしているヤツのことだ。何か、別の理由が――
(もしかして、この学園スター、平 滝夜叉丸と一緒に授業を受けれなかったことに対する不満か...!?)
「...滝」
「ん?どうした?この平 滝夜叉丸が――」
「さっきから、顔がうるさいよ...」
なんなのだ、こいつは。心配した私が馬鹿みたいではないか。
「喜八郎君。なんだか、さっきから元気がないけど...どうかしたの?」
タカ丸さんが箸を置き、心配そうに尋ねた。
「...別に。なんでもないですよ」
喜八郎はそう言って、膳を片付けに行ってしまった。
「確かに...あのアホハチローが珍しく元気がないだなんてな」
と、三木ヱ門が言った。
...よく見たら元気がない、というよりはなんだか、悲しんでいる様に見える。
(なにかあったのか...?)
私は心配になって、席を立ち上がった。
「あれ?滝夜叉丸君、もうごちそうさま?」
「ええ。それに、あのアホハチローが心配なので...」
なんだかんだ言って、私はアイツの同室だ。四年間も一緒にいたのだから、心配になる。
「では」
私はそう言って、膳を片付け、急ぎ足で喜八郎のいる自室へと向かった。
部屋に入ると、明かりはすでに消されていて、喜八郎は布団に潜り込んで横になっていた。――しかも、私の布団も敷いてある。
(突然どうしたんだ...?こいつは)
そう思いつつ、横たわっている喜八郎を起こさないように寝巻きに着替えて、布団へと潜り込み、目をつぶる。
(なんだか...冷たいな)
いつもは暖かいはずの布団が、何故か今日は冷たく感じた。
