複雑・ファジー小説

Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉 ( No.7 )
日時: 2019/08/04 17:03
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

第1章 「戦いの始まり」 第1話「クンイェの怒り」②

901年(天復元年)1月4日 李裕反対勢力の宦官らとクンイェらによって退位させられる。その後''徳王''と呼ばれるようになるになる。

【王殿】
クンイェ「陛下。ご復位、誠におめでとうございます。」
昭宗「ハッハッハ。余は既に聞いておる。そなたたちの活躍あってこその反正だったとか。そなたに褒美を使わそうではないか。」
クンイェ「それでは褒美の代わりに新羅と同盟をお取り消しください。」
昭宗「何だと?たわけた事を申すな!」
昭宗は机を叩き、立ち上がり、クンイェの胸ぐらを掴む。
クンイェ「唐は我らを滅ぼそうとした国です。唐に共に滅ぼされた百済と同盟を組めば、唐に出兵しすぐにでも唐を滅ぼす事は不可能ではありませんぞ。」
昭宗「分かった。決まり次第知らせよう。」

【新羅・宮妓楼】
酒と女に溺れている孝恭王。
孝恭王「全くだ。亡き英雄キム・ユシンと武烈王が敷いた三韓一統を壊してしまった。この私が。私は高句麗や百済に対抗もできないとは。なんと無能な王だ。」
妓女「大王殿下のせいではありません。そうだ。唐に国書を送ってははどうですか?」
孝恭王「唐とは既に和平も組んでいるそれなのに国書が必要なのか?」
妓女「昨晩、高句麗の王クンイェが唐の政変に加担したそうです。それで新皇帝から寵愛を受けているとか。このままだとクンイェは我らの和平までを壊そうとするでしょう。その前にご対処を。」
孝恭王「そうだったのか。よし。即刻国書を書こうとしよう。」

【唐朝廷】
昭宗「全くだ。新羅からも国書が来た。」
パンソク「陛下。どうするおつもりで?」
昭宗「これは…高句麗・百済か新羅を今選ばねばならぬ事では?」
パンソク「どちらを選んでも兵士たちがが攻めて参ります。」
昭宗「これは…高句麗・百済と和平を組むべきだと私は察した。」
パンソク「何故 高句麗・百済を?」
昭宗「今は高句麗・百済は建国して間もないから力がそれほど強くない。時が経てば、高句麗・百済も力を付け、唐と高句麗 百済が和平を組めばまさしく最強だ。」
パンソク「分かりました。ではクンイェを釈放するとしましょう。」
昭宗「あぁ。」