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第十六話　「突撃！学園タイムズ（３）」

？「お——い！ヒメちゃーん！」
ヒ「へ？あぁ！子狐！どないしたん！」

ヒメコをヒメちゃんと呼ぶこの子は、一岩子狐。ヒメコの料理仲間。ナイスバディ。料理の上手さ抜群。

ボ「一岩じゃねーか。どうしたんだ？」
子狐（以下子）「あ、あのね…。依頼があって…。」
ボ「ええええええええええええ！！！！！！！！」
ヒ「何やねん！ホンマ今日はどうなってんねん！」
ス『まさにこれが、奇跡ぃぃぃぃぃ？！』
ヒ「ほんでお前はテンション高すぎやねん！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バシ！

ボ「で？依頼ってなんだ？」
ヒ「そうや！聞くでー。めんどくさいこと以外は。」
子「直径３mmの大切なキーホルダーを落としたの！！」
ヒ「じゃ、そゆことで。」
ボ「俺ら行くわ。」
ス『さよなら、ベイビー。』
子「えぇっ！即答！？」
ヒ「ごめんなぁ…。ウチらすでに依頼があって…。」
ボ「生徒会にでも頼んでくれ。」
子「そ、そんなぁ…。」

その時。

？「む？藤崎、何をしている。」
ボ「え？そ、その声は…、椿！！！」

椿佐助。生徒会副会長。真面目。脳は超合金で出来ているとしか思えないほど、固い考えを持つ。モットーは「より良い学園作りのために」。

椿「ほう…そういうことなら我々生徒会が引き受けよう！」
ボ「ぐ…。じゃ、じゃあ俺たちもやろうぜ！」
ヒ「ホンマ、どうなんねん取材…。」

　　　　　　　　　　　　　　続く