二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 魔法少女まどか★マギカ 〜もう1人の魔法少女〜 ( No.19 )
日時: 2011/07/07 18:45
名前: ふにゃ子((オリキャラ募集中! (ID: QSygN.Tt)

第4話 それはとっても嬉しいなって/ハンテンセカイ (前篇)


その後に続いて、2人の魔法少女がやって来た。

?「マミさん…、お久しぶりです!」

?「あ、巴が片づけてたの?玉緒ちゃん、ガッカリ〜。」

見た事のない2人がざざっと並び、まどかとさやかは困惑の顔を見せる。

コッ…コッ…。

ほ「何で…、一般人を引き込むのは辞めなさい。」

マ「あら、引き込んでなんかないわ。でも、今回の魔女の場所が特定できたのは貴方の手柄よ。コレはあげるわ。」

黒いモノをほむらに渡す。

ほ「手柄じゃないわ、私は一般人を引き込むのはやめてと言っているの。」

マ「引き込んでなんかないわ、ちゃんと見てくれるかしら?」

ほむらは、後ろを向いて歩きだした。

ほ「貴方は普通の日々を歩んで居ればいい…そう言ったはずよ、鹿目まどか…!」

次の瞬間、ほむらは消えていた。

?「ほえーあれが噂の暁美ほむら…。」

ま「ウワサ…?」

?「いや、なんでもないですよ!鹿目先輩!!」

まどかは顔をしかめる。

ま「先輩?」

?「あ、私翠川瑠李っていいます!見滝原中学校の1年生です!かえちゃんとは従姉妹なんです!」

ま「え!?かえでちゃんの従姉妹なんだ♪かわいいね!」

ル「ありがとうございます♪」

玉「ねぇ、そろそろでたいかなぁ…。玉緒ちゃん、こんなトコ嫌いなんだよね!」

か「じゃ、出ましょうか…。マミさん。」

マ「はぁーいっと♪」

マミは変身を解き、出口へと向かう。

— マミ宅 リビング —

あの後瑠李と玉緒は帰り、マミ・まどか・さやか・かえでの4人が部屋へ通された。

中にはぐちゃぐちゃのコミック等が散らばっていた。

さやかとまどかは驚愕の声を漏らすが、その奥には散らかした犯人が呑気にアイスを食べていた。

マ「やっぱり来てたのね、暗璃ちゃん。」

暗「新しい情報が入ったから来ただけ。メモにあるから見てみてよ」

暗璃はするすると人の横を抜け、玄関から出て行った。

マミは机の上のメモを見て、クスリと笑った。

マ「さ、お茶入れるわね♪」

暖かいレモンティーの湯気が、黙々とたっている。

ま「それで…、魔法少女って言うのは…?」

マ「魔法少女は、何かの願いと引き換えに戦う使命を貸された…少女よ。」

ま「何かのねがいって…?」

マ「なんでも願いを叶えてくれるの。何でもいいのよ…。」

さ「えぇーーー!!じゃぁあたしもなろうかな♪」

マ「軽く考えてはだめ。命を引き換えにしてまで叶えたい願いじゃないとだめよ。」

まどかの顔は一瞬にして凍りついた。

さ「い…命?」

かえでは重い口を開き、言った。

か「魔法少女はね、命が落ちる可能性のある職業なの。」

キ「でも、なんでも願いをかなえるのは本当だよ。鹿目まどか、美樹さやか。」

いきなりのキュゥべえの登場にとまどうまどか。

マ「一度、よく考えてみるといいわ。そうだ!明日から、私についてくる?そうね、魔法少女体験…とでもいいましょうか♪」

まどかは笑顔で承諾した。

かえでは、陰で不吉な感じを噛み締めていた。

  — つづく —