二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 魔法少女まどか★マギカ 〜もう1人の魔法少女〜 ( No.39 )
日時: 2011/07/16 11:49
名前: ふにゃ子((オリキャラ募集中! (ID: i0zh.iXe)
参照: http://ameblo.jp/ge-ma-aniota/entry-10948461770.html

第5話 それはとっても嬉しいなって/ハンテンセカイ (中編)

マ「じゃぁ、明日にまた会いましょう。」

その日はソレで解散。

すると、美しい美少女がこちらへ歩いてくる。

?「こんにちは、かえでさん。」

かえではニコニコしながら、その少女に返事をする。

か「こんにちは、彩芽ちゃん。」

その少女はキュゥべえをギラリと見つめると、視線をかえでに戻す。

キ「人の死は受け入れるべきだよ、御津季 彩芽。」

彩芽は振り返り、

あ「関係無い人を巻き込んでまで、願いを叶えて、結局死んで…。命をムダにするだけじゃない!!私はあの人が死んだからっ……!!」

キ「御津季 彩芽。君は人の死から逃げている。言っておけば、君の『あの人』を蘇らせることも出来る。しかし、魔法少女になれば…だけどね。」

あ「私は魔法少女になんかならない…!!」

まどか達は彩芽の抱えているモノが分からず、不安になった。

魔法少女とは何か。重いものなのか。人の命を、どのようにして奪うのか————…。

キ「これが、魔法少女の使命なんだよ。なぁ、小鳥遊 かえで。」

彩芽は耐えられなくなったようで、消えた。

ぽん。誰かがまどかの肩に手を置く。
まどかが振り向くと、ほむらがいた。

ま「ほ…ほむらちゃん…?」

ほむららしき人物は、ゆっくりと口を開いた。

?「私は暁美ほむらではない。私は暁美りるむ。」

まどかは次の瞬間眼を疑った。
りるむの腰にあるバッグから、黒いモノがまどかを見ていた。

ま「ひっ…!!」

り「怖がらなくてもいいわ、鹿目まどか。これは私の使い魔みたいなモノだから。」

りるむは一瞬にして変身し、タッパーの中から黒いモノ…。ブリーフシードを取り出し、床に投げつけた。

り「黒き者より生まれし欲望よ、私の元に…跪け!」

ボムッッ

白い女の子がその可憐な目を輝かせる。

ま「す…ご…い…。」

り「鹿目まどか…。貴方は選ばれし者では無いの。魔法少女になってはだめ。」

りるむはそう言い残し、消えた。