二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 『ボカロ曲を小説に! —悪ノ王国— 』参照1100突破!! ( No.157 )
日時: 2011/10/12 22:37
名前: ボリーン (ID: cy/gk7lh)

第五話


「いいわ・・休みをあげましょう・・
永遠に休んでいいわよ・・」


そういってコンチータは妖しく舌舐めずりして魅せた・・


それを合図に召使いとメイドがグラリッっと身体を動かし棒立ちになっているコックを無理矢理引きずりだした・・


「今日のメニューは特別ね・・・・」



————厨房からは男の悲痛な悲鳴と重い何かを振り下ろすような音が聞こえる・・・


やがて悲鳴は小さくなり・・聞こえなくなった————



「コンチータ様・・本日の夜食は
大人の都合により掲載できません
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でございます・・」


召使いは無感動な瞳を主に向けて決められた台詞を読み上げるように言った・・・

メイドはその様子を何処か心配そうにして見つめている・・


コンチータは目の前に並んだ料理を見て満足げにニタリッっと笑った・・



メイドは冷ややかな瞳を彼女に向け前菜を出した・・


前菜のサラダにはどう見ても人間の髪の毛にしか見えない「何か」が入っている・・


コンチータはそれをシナッっとした野菜に絡め一緒に口の中に入れ
ニヤッっと冷たい笑みを浮かべた・・


彼女はあっという間に前菜を食べ終えメイドにメイン料理を運ばせた・・

メイン料理は「何か」の肉のステーキである・・


コンチータは愉快そうにナイフでステーキを切り始めたが肉はかなり堅いようでなかなか切り分けることが出来ない・・



「やっぱりちょっと堅いのね・・人間の肉って・・・」