二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 『ボカロ曲を小説に! —悪ノ王国— 』 ( No.63 )
日時: 2011/07/19 22:50
名前: ボリーン (ID: gXkXky1S)

第三章 三話

「七つの大罪・・ねぇ・・原罪の女は双子に殺されて・・
っで・・双子の行方は分からない訳??・・」

「行方はわからんが・・心当たりはある・・・
金髪に青い瞳の男と女の双子じゃ・・よく似た顔じゃったよ・・
女の方は気が強くて男の方は弱弱しいかんじじゃったのう・・」

「って・・なんでエルド・・貴方がそんなこと知ってるのよ・・」

「わしの下に来たんじゃよ・・あの頃はなんとも思わんかったが・・
今思えば・・あ奴らがあの双子やったのかもしれんのう・・」

「そう・・まぁしょうがないわね・・・」

「・・・しかし・・もちろん・・何もしない訳にはいかん・・
そこで・・エルルカ・・お前に大罪の回収を頼みたいんじゃ・・」

「・・えぇ・・もちろんよ・・何もやることがなくて
暇してたところだし・・興味があるわ・・色々とね・・」

「そうか・・ありがとう・・エルルカ・・・
決してむちゃはしないでくれよ・・お前まで失ってしまったら
わしには・・・」

「大丈夫よ・・わたしはそう簡単に死んだりしないわよ・・
じゃあ・・またいつか会いに来るわ・・」

エルルカはエルドにウインクしてみせると
優雅な歩みでその場を離れた・・