二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 『ボカロ曲を小説に! —悪ノ王国— 』 ( No.64 )
日時: 2011/07/20 18:23
名前: ボリーン (ID: 1HHiytFf)

第三章 四話

「貴女は何者なんですか??」

エルルカはエルドから少し離れた時・・
ふいに下の方から声がした・・・
っが近くにはリスしかいない・・・

やけに単調なしゃべり方だ・・

「あら・・エルドの眷属の精霊??・・名前は??」

「グーミリア・・」

「ふ〜ん・・よろしくね・・」

「そんなことより貴女は何なんですか??
エルド様とは知り合いみたいでしたけど・・・」

「名前はエルルカ・クロックワーカー・・・
魔道師よ・・」

「魔道師・・ですか・・」

「えぇ・・まぁ・・簡単にいえば魔術を使うのよ・・わかるでしょ?」

「はい・・」
グーミリアは簡単すぎるだろ・・っと思ったが言わなかった・・

「警戒しないで・・悪い奴じゃないわ・・まぁ・・
いい奴でもないか・・・でも長い眼で見たらいい奴ね・・」

「そ・・そうですか・・・よろしくお願いします・・」

「・・えぇ・・でもうまくいくかなんてわからないわ・・
きっとすごく時間がかかる・・・」

「あの・・わたし達が手伝えることはないですか??」

「・・今は大丈夫よ・・勝手に連れてくってのもいけるけど
それやるとエルドが怒るから・・
でも・・まぁ・・いずれは手伝ってもらうかもね・・」

エルルカは遠い眼でリス—グーミリア—を見た・・

「そうですか・・じゃあ気を付けて・・」

「えぇ・・ありがとう・・」

グーミリアは後ろから誰かに呼ばれて振り返った・・
そしてもう一度前を見たときにはもうエルルカは
森の中に消えていた・・・


第三章 『依頼』 
   完