私をソファーに押し倒すと照れたように笑う陸。「へへ、久しぶりだね」陸が動くと首筋がよく見えた。『久しぶり』って言うのは私だけね。私の頬を撫でる指。「やめて」「え?」「その汚い指で、そんなに撫でないで」沈黙が続く。「なんでだよ?」 そりゃそうでしょ。 だってあなたは……。陸を押しのけてうずくまる私。「どうしたんだよ?」 その言葉あなたにあげるわ。