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《修学旅行狂詩曲D.C.　（スクールトリップラプソディー　ダ・カーポ）》
【第６章　逆転の真実　PART１】

—ピンポンパンポン—

椿（アナウンス）「開盟学園の生徒に連絡する。先ほど発生した覗き事件における犯人はこの近辺で多発していた連続覗き魔であったことが判明した。また先ほどその犯人は逮捕されたとの連絡を受けた。したがって事件は解決、よって１０分後より再び温泉を開放する。各自入浴するように。以上。」

—ピンポンパンポン—

ヒメコ「よかったわぁ〜これで思う存分入れるわぁ〜」

丹生「これで私たちもお役ごめんですわね。」

デージー「そうだな。これで気兼ねする必要もなくなった。」

キャプテン「今度こそゆっくり入れるわ。」

サーヤ「そうと決まったら早く行こう！」

？？？「・・・・・・・・・・・・・・」


〜１０分後〜

—ガサッガサッ・・・・ガサガサ・・・・・—

？？？「・・・・・・・・・・・・・・・・・間に合った・・・・・・」

ヒ「ほな、入ろか？」

—ガララララ・・・—

？？？「！！！」

デ「そんなのはウソだがな。」

キ「隠れてるのは分かってるのよ！」

サ「ホントの覗きの犯人！！」

丹「自白して謝っていただければ処罰も軽くいたしますわよ？」

？？？「・・・・・・・・・・・・・・・くっ」

—ガサガサ・・・・—

ボッスン「おっと！逃げんじゃねぇよ！しっかり謝ってもらうぜ？」

？？？「！！！」

椿「この茂みにもう一度来るとは、まだ懲りていないようだな。」

スイッチ『さっきの放送は罠だ。お前を安心させおびき寄せるためのな。犯人というのは自分に優勢になったとたん油断するからな。』

ヒ「さぁ、早よ出てこいや！振蔵か？桜か？ダンテか？それとも知らん奴か？」

丹「そろそろ教えてください、藤崎さん。」

ボ「あぁそうだな。この覗き事件の犯人はお前だ！」