二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: SKETDANCE小説集〔オリキャラ募集、コメお願いします〕 ( No.111 )
- 日時: 2011/10/12 13:59
- 名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: OROHjpgn)
《修学旅行狂詩曲D.C. (スクールトリップラプソディー ダ・カーポ)》
【第6章 逆転の真実 PART4】
ボ「あぁ、3つ目はこの茂みだ。生い茂ってるのは確かに隠れるには最適だけど、その分音が出やすい。そのせいでヒメコにも気づかれたみたいだしな。だから、温泉に人がきてからじゃ移動は出来ない。」
キ「つまり、人が来る前には隠れ場所に確実についていないとダメってことね。」
ボ「そうだ。そして4つ目。これが重要だ。俺たちは20時5分までに間に合えばセーフって思ってた。だけど、ここに人が来る時間なんてはっきりは分かんねぇだろ?」
デ「!!確かにそうだ。私たちが5分に来ただけであって、もっと早くすれば3分に来ることだってありえた。」
丹「その場合はどうやっても間に合いませんわね。」
ス『要はこの作戦に成功率100%はありえないってことだな。』
ボ「あぁ。成功率なんて100%はおろか50%かもしれねぇ。そんなリスク犯かしてまでこんなことやろうと思うか?」
ヒ「ホンマや・・・・・・やるんやったらバレへんようにやるもんな・・・・・・ボッスン、アンタ天才やわ!!」
椿「た、確かにここまで言われれば内部犯はありえないといわざる終えないだろう。しかし、外部犯の可能性だってありえるんじゃないか?」
更「そ、そうだ!それはどうやって説明する気だ!?」
ボ「それは警備が大きなヒントになっている。」
サ「警備?警備って19時45分にここでやるって奴でしょ?」
ボ「そうだけど、サーヤ、それはちょっと違うぞ。」
サ「ち、違う?」
気「え?あってるわよ、ボッスン?」
ボ「まぁ、今日に限ってはあってるな。」
ス『今日に限っては?・・・・・・・・・・・・・・なるほどな。19時45分は今日警備した時間に過ぎない。正確には警備する時間は"入浴開始15分前"。こういうことだな。』
ボ「そうだ。」
丹「ですけど、それが何に関係いたしますの?」
ヒ「せやで、ボッスン。それだけやったら外部犯じゃないって言えへんとちゃうん?」
ボ「いや、外部犯じゃないって言えるぜ。警備が19時45分、これは開盟の生徒と旅館の関係者しか知りえないことだ。外部犯が俺たちのタイムスケジュールを知ってるわけねぇしな。」
椿「確かにそうだが、多少のリスクを犯してでもやりそうな外部犯はいそうじゃないか?」
ボ「それならここじゃなくて他の温泉にするだろ。ここは1回覗きが起きてるんだ。警備が厳しくなるのは当然だろ?」
デ「そうだな。仮に私が覗き魔ならこういう所は避けると思うぞ。」
ボ「だろ?つまり、外部犯でもねぇ。」
更「だが、それなら旅館の関係者かも・・・・・」
ス『いやそれはない。あの時間、旅館の従業員たちにはアリバイがあった。忙しい時間帯に長時間いなくなって怪しまれるようなマネはしないだろう。』
キ「そういえば、先生たちも宴会続けてたみたいだから犯人じゃないわね。」
ボ「つまり、より正確に言えば、犯人は食事会場にいなくて、開盟のスケジュールも把握していて、かつアリバイの無い奴。そしたら、唯一欠席していた更谷。お前だって分かった。」