二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔逃走中編他アニメからの参加者募集〕 ( No.325 )
日時: 2012/01/15 17:18
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 3iZuTr1t)

《初デート大作ソン PART3》

ヒ「私服はあとでアタシが決めたる。次はデートプランや!まずは相手との距離を縮めないとアカンから・・・」

ボ「ちょっ、ヒメコストップ!お前の言ってることすげぇ良い!だけどこれはJソン先生のデートだから!」

ヒ「あぁ・・・そうやったわ。Jソン先生のデートプランを聞くんやったな。ほなら先生、プラン教えてくれや。」

J「分かったでソ。まずは駅前に待ち合わせするでソ。」

ス『オーソドックスな待ち合わせ場所だ。初回デートにはちょうどいいだろう。』

J「次に今、文化センターで開かれている古代遺跡展に行き・・・・」

ヒ「えぇ!?それはアカンやろ!そないなとこ行ったらテンションがた落ちやん!もっとテンション上げるとこに・・・」

ボ「まぁまぁ。ここがJソン先生ならではのアピールポイントかもしれねぇだろ?んで先生はそこ行って何するつもりなんだ?」

J「古代遺跡展の目玉となっている生贄の仮面を見るでソ。生贄の仮面には当時の血やナイフで切られた傷など・・・」

ボ「却下!先生、そういうの苦手なんだろ!何で行っちゃうの!?」

J「何か引き付けられるでソ。」

ヒ「とにかくアカン!相手はこれをどう受け止めたらええねん!そんな沈黙空間で仮面見るデートって何やねん!」

ス『デートというのは相手を楽しませるものと言っても過言ではない。つまり相手の身になって考えるのがデート成功の秘訣だと俺は思うが。』

ボ「それだ!なぁ先生、相手の人ってどんな人なの?」

J「相手の人でソか?そうでソね・・・・私と同じおとなしめというのでソか・・・」

ス『あまりアグレッシブなタイプではないということだな。ならば若者たちらしいカラオケなどは除外すべきだ。』

ヒ「そやな。けどだからって仮面はアカンやろ・・・」

J「だったら市営会館でやっている骨董品展にするでソ。」

ボ「違———う!!おとなしさをそういうのでカバーしちゃダメ!ってかこの町どんだけ地味な個展ばっかり開いてるんだよ!」

ヒ「何でそういう沈黙空間に行きたがんねん!デートの場所ちゃう!そんなんデートっぽく行くんはたいてい金婚式間近の夫婦やわ!」

J「そ、そうでソか?」

ボ「こりゃデートってもんをよく分かってねぇな。」

ヒ「ホンマや、デートはこんなんちゃう。」

ス『2人ともデートは1回、しかも2人でやっただけなのにデートに対しての考え方がプロっぽいな。』

ボ「Jソン先生、やっぱ成功させたい?デート。」

J「もちろんでソ!」

ヒ「ほな、アタシらに任せてくれへん?そもそもそのつもりで来たんやろ?」

ス『経験値の少なすぎるJソン先生には少し難しいかもしれない。ここは成功率を高めるために俺たちが考えるというのがいいだろう。』

J「も、もちろんでソ!よろしくお願いするでソ!」