二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔逃走中編他アニメからの参加者募集〕 ( No.326 )
日時: 2012/01/15 17:18
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 3iZuTr1t)

《初デート大作ソン PART4》

〜デート当日〜

ヒ「おっ、えぇやんえぇやん。似合っとるで先生。私服もけっこういける口やん。」

J「そうでソか?これも選んでくれたおかげでソ。」

ス『現代風のJソンだな。』

ボ「とりあえずデートプランは話したとおりだ。そして一応保険をかけてこっちからもサポートする。」

ス『この"ひそひそイヤンホン"で指示します。前回の反省も含め今回は直接声を通じるようにしたので安心してください。』

ボ「ついに"ひそひそイヤンホン"が普通のインカムに戻ったな・・・」

ヒ「あとは緊張せぇへんことや!いつだかみたいに相手に勘違いおこさせたりしたらアカンで!」

J「だ、大丈夫でソ。頑張るでソ。・・・・・・・そろそろ待ち合わせの時間でソ。」

ボ「よし、俺たちは隠れるぞ。頑張れよ先生!」

【8:57】

大江「孫さん。お待たせしてしまいましたか?」

J「い、いえ私も今来たところでソ。」

大江「では行きましょうか。」

J「は、はい。」



ヒ「うわ、相手の人ごっつきれいやわ・・・なんか京都の舞妓さんみたいやわ。」

ボ「Jソン先生、まさかの本命を釣り上げたんだな。」

ス『Jソン先生に聞いた話によると、相手の方は"大江多恵(おおえたえ)"さん。30歳。趣味は昔から習っていた茶道。職業は料理教室の講師だそうだ。』

ヒ「30歳!?ウソ!?20代やと思ったわ!後姿から見たら美女と野獣やな。」

ボ「失礼だろそれ!野獣っていうよりモンスターだろ。」

ヒ「お前のほうが失礼やろ!」



【9:05】

大江「あの、まずはどちらに・・・・」

J「え、映画を見に行くでソ。」



ボ「よしよく言えた!ちょっと緊張してるけど良い感じだ。」

ス『まずは映画を見るというベタな展開で少しずつ距離を縮めよう。口下手なJソン先生だから極力口数少なく距離を縮められればこれ以上いいことは無い。』

ヒ「映画も人気のラブロマンスやからな。もしかしたらこれだけで決まってまうんとちゃうん?」

ボ「だといいな。」



大江「あの・・・孫さん。映画って何を見るのでしょうか?」

J「あ"赤い毛糸"でソ。」

大江「あの・・・申し上げにくいんですが私、その映画は見てしまって・・・」



ボ「何ぃぃぃ!!いきなり計画が狂ったぞ!」

ヒ「スイッチ!他になんかえぇ映画はないんか!?」

ス『残る映画から考えると"セントリーマンソン"というコメディー映画がいいだろう。』

ボ「よしそれだ!伝えねぇと!<先生!予定変更!セントリーマンソン見て!>」



J「・・・な、ならば別の映画にするでソ。」

大江「申し訳ございません。」



ヒ「よし、伝わった見たいや!さすが先生慣れてきとるなこういうんに。だてにお見合い4,50回ミスってへんわ!」