二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔逃走中編他アニメからの参加者募集〕 ( No.328 )
日時: 2012/01/17 09:45
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: Qs8Z87uI)

《初デート大作ソン PART5》

【9:10 映画館】

大江「ではチケットを・・・」

J「わ、私が買ってくるでソ。」

大江「・・・・ではお願いします。」



ヒ「えぇで先生!相手より1歩先を歩いてるところがごっつええ!」

ボ「さすが先生!だてにお見合い4,50回もミスってねぇ!」

ス『さっきからバカにしているようにしか聞こえないぞ。』



J「す、すみまソん・・・」

店員「はい、いらっしゃいま・・・・・キャ———!!」

J「あ、あの・・・」

店員「あ、す、すみません!つい・・・・」



ボ「まぁあの人の気持ちも分からなくはねぇな・・・」

ヒ「こんな暗いところであんな人立っとったらな・・・・」

ス『威圧感が半端ないからな。』



J「あ、あの・・・・・・チケット・・・・・・・・」

店員「は、はい!ど、どの映画を・・・」

J「せ、せん・・・」

店員「"戦慄のマンション"ですか?」

J「そ、そうでソ!」



ボ「違うよ!そんなんじゃねぇ!」

ス『"戦慄のマンション"。18歳以下は見ることができない超ホラー映画だ。』

ヒ「何をチョイスしとんねん!」

ス『あの人も見た目から判断してしまったのだろう。そしてJソン先生は早くこの場を離れたいという一心からついそれに乗ってしまった。』

ボ「何してんだよ!つーかタイトル似すぎなんだよ!滑舌悪かったらいまいち分からねぇわ!」

ヒ「・・・・もうダメや。これはアカン。もう午後で挽回せな!」


【11:30】

大江「大丈夫ですか?」

J「えぇ、大丈夫でソ・・・・・・」



ボ「Jソン先生完全にダウンしたな・・・」

ス『恐怖のあまり嘔吐しに何回か出てきたからな。噂によると劇場内ではJソン先生と映画のダブルパンチで失神者も出たそうだ。』

ヒ「そりゃそないな映画見とるときにJソン先生に遭遇したらそうなるわな・・・」

ボ「ったく・・・<先生!しっかり!>」



J「はい!」

大江「え!?」



ヒ「何でインカムの指示に返事すんねん!」



大江「孫さん・・・どうかされましたか?」

J「いえ、何でもないでソ・・・・そ、それよりご飯にしましょうか?」

大江「はい、そうですね。」



ボ「よし、こっから挽回だ。」

ス『クライマックスのアタックシーンまではまだある。そこまでに今の汚名を返上できれば良い。』