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《正真正銘！？開盟学園七不思議　ＰＡＲＴ１》

ボッスン「あ、今日水曜だぞ。ヒメコ、ゴミ捨て。」

ヒメコ「・・・・・・・いやや。」

ボ「は！？おいおいまたかよ。焼却炉に幽霊はいないって分かっただろ！行って来い！」

ヒ「いやや！！」

—バチーン—

ボ「あぶす！！えぇ！？何で俺殴られた！？理不尽だろ！今のは！」

ヒ「・・・・・・・・・・・焼却炉に幽霊はおらん？そんなん昔の話や！見てみぃこれ！！」

ボ「あん？学園タイムズ・・・・・"目撃者多数のリアルな学園七不思議！"・・・なんだよこれ。」

ヒ「見て分からんのか！七不思議や！今度は吉村さんのやつでも島田さんのやつでもないホンマもんや！」

ボ「んなの信じられっかよ。俺見てねぇし。どうせ誰かが何かと間違えてそれが噂で広まったんだろ。」

スイッチ『いやボッスン。今度のはそんなのではない。目撃者が学校の全校生徒７０％を占めている。』

ボ「！！！・・・・・・へ、へぇ・・・そう。あ、俺帰らないと☆」

ヒ「待て待て待て！！急に怖なって暗なる前に帰る気やん！」

ボ「いや違うよ！？俺、今日はルミとジェンガする約束してんだよ。」

ヒ「仲良しかっ！中３と高２の兄弟が早よ帰ってまですることちゃうぞ！」

ス『ちなみにボッスン。七不思議は全て実在する。嘘のものは１つもない。』

ボ「もういいよ、その話は・・・」

ス『七不思議その１。"緑の人魂"。特別教室棟の裏、４Ｆあたりの高さで・・・・』

ボ「あ、俺急に帰りたくなっちゃった☆帰ろうか、ヒメコちゃん☆」

ヒ「そ、そうやね☆ボッスンくん☆」

ス『そうか・・・・じゃあ２人にお知らせだ。この七不思議を解決してくれと８人の方から依頼を受けてきた。』

ヒ「何しとんねん！メガネコラァァ！！」

ボ「やんねぇよ！やんねぇからな！俺たちは引き受けねぇぞ！」

ス『そうか。残念だ。』

ヒ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引き受けたほうが良さそうや。」

ボ「そうだな・・・」

ス『急にどうしたんだ？』

ヒ「いやだってスイッチが何もせんから、あとで何かされるんちゃうか思うただけや・・・」

ボ「いつもなら"そうか。困っている人がいるのに部長・副部長揃って断るのか。自分の恐怖心のために。"みたいなこと言ってくんじゃん。」

ス『俺が嫌な奴に聞こえるじゃないか。』

ボ「いや、こういうときのお前嫌な奴だけど！？」

ヒ「嫌っちゅーか厄介な奴や。」