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Re: SKETDANCE小説集〔長編「七不思議事件」編更新中!〕 ( No.342 )
日時: 2012/01/24 18:38
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: BgBE1Y9A)

《正真正銘!?開盟学園七不思議 PART12》

〜放課後〜

ボ「ったくチュウさん、何であんなダラケてんだよ。よく教師になれたな。」

ス『頭の良さはノーベル賞並みだからな。』

ヒ「おかげで実験は持ち越しや。化学室、教室から遠いから1回で済ませたいねんけどなぁ・・・」

ボ「それより七不思議だ!さっさと解決しねぇと・・・」

ス『まだやるのか?昨日ですっかり心が折れたように見えたが・・・』

ボ「なんか逆に気になってきた。昨日も帰ってからそのこと考えてたら夢にまで出てきたくらいだ。」

ヒ「最悪やな・・・・・・」

ス『しかし、手がかりはゼロに等しい状態だ。一体どうすると言うんだ?』

ボ「うぅ〜〜ん・・・・・」

ス『こういうのはいつかは自然消滅する。そのときを待つというのも1つの手だと思うぞ。』

ボ「そりゃまぁ・・・・そうだけどよ・・・・」

ヒ「・・・・そろそろ帰らへん?暗なってきたし、外でみんなワサワサしとる。キャプテン言っとったで。七不思議怖くて部活終わるん早なったて。」

ボ「ずいぶん徹底してんな、ソフト部・・・・・・・もしかしたら金城が怖がりなのか?」

ス『ありえるな。ふだんはあぁいうキャラだが実際はホラーは大の苦手とか。』

ヒ「それJソン先生やん・・・・」

ス『しかし、生徒の下校時間は以前より格段に早くなったのは事実だ。不快なオカルト部などを除いてはな。・・・・・・・・・チッ。』

ヒ「舌打ちすな!自分で話題出して嫉妬するって何やねん!・・・・・・・・・あぁもう!暗なったら奴らが動き出すねん!早よ帰らな!」

ボ「なんだよその怪物系アニメのキャラみたいな設定!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?今なにかが・・・・」

ヒ「え!?オバケか!?うろついてるんか!?」

ボ「ちげーよ!今何かふっと・・・・・・・・・・・・仕方ねぇこういうときは・・・・・」

ス『装着!』

ボ「何で言っちゃうの!?前もやったよね!?何?嫌がらせ!?」

ス『言ってみたかっただけだ。しかし、そろそろパターンを変えて"装着!ピッキーン!"みたいなのはどうだ?』

ヒ「何で新妻エイジ混ざってきとんねん!!」

ボ「ったく・・・・もう1回・・・・装着!!」

—キィィィィィィィィィィィィィィィン—

<目撃者多数のリアルな七不思議?・・・>
<高さ2mちょいのところに5分程度結界が毎日現れる・・・・・>
<霊たちの対談を邪魔しなければ・・・>
<おかげで学校の活気が消えてしまった・・・>
<オバケなどは眉唾的なものだ・・・>
<最近は生徒会もマスターキーを使って戸締りを・・・・>
<緑の人魂て!何洒落っ気づいとんねん・・・>
<場合によっちゃ顔が溶けてなくなるぞ・・・・>
<金城が怖がりなのか?・・・>
<—ガン・・・・ガガガン— 今度は足音だ!・・・>
<校舎の途中から血が溢れて流れる・・・>
<帰りに怒る扉も見たけどマジで怒ってたもん・・・>

ボ「・・・・・・・・・ぶふぁぁぁぁっ!!!!ゲホッ!エホッ!!ぷふぁああああ!!!」

ヒ「だ、大丈夫かボッスン!?」

ス『最高記録でたんじゃないか!?ギネスにのれるぞ!』

ボ「・・・・な、なんのギネスだよ・・・・・・・・」

ヒ「んで、何か分かったんか?」

ボ「・・・・・・・・・・・・・・・分かんない。」

ヒ「は!?ここは"分かったぜ。全部"とか言うとこちゃうんかい!集中モードやったら何でも出来るんちゃうんかい!」

ボ「・・・・結局はオバケ!それでよし!」

ヒ「それはそれで困るわ!」

ボ「それよりいいのか?暗くなるぞ?そろそろ霊たちの対談の時間じゃ・・・」

ヒ「ぎゃあああああ!!そうやった!帰るで!!」