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Re: SKETDANCE小説集〔長編「七不思議事件」編更新中!〕 ( No.344 )
日時: 2012/01/26 20:11
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: CSYaft37)

《正真正銘!?開盟学園七不思議 PART14》

椿「・・・・・良いだろう。そこまで言うなら聞いてやろう。」

ボ「よし。今回の七不思議は前からある七不思議とはまったく似ても似つかないものだ。実際に起きているのを大多数の生徒が目撃している。だから一瞬で既存の七不思議は書き換えられた。」

丹「確かに多くの方がご覧になったようですわね。」

ウ「私のクラスの女子もたくさん見ていたので一瞬で噂は広まりました。」

ボ「どの七不思議も夜、下校時間近くになると現れる。しかも1日1つじゃなくて複数個。初日には全ての七不思議が一気に発生した。」

ヒ「おぉ・・・それは聞いたわ。けど、それが何や?」

ボ「考えても見ろ。急に都合よく7つの七不思議がその日から発生するなんて自然現象としては考えられないだろ。」

ス『確かに。こういう心霊現象はちょっとした拍子におこる偶然が連鎖しておきるものが多い。全て現実の科学の力で証明できる。』

キ「だが、どうしてそう言いきれる?」

ボ「そりゃ、湧き出る血から分かったんだ。」

椿「湧き出る血?あの校舎途中の壁から流れ出るという・・・」

ボ「あぁ。確かに上手い具合に偶然が偶然を呼んで繰り返されたらそんなことが起こるかもしれない。だけど、考えてみてくれ。湧き出る血の現場を。」

ヒ「・・・・・・・!!!あっ!そうや!湧き出る血は場所が変わるんや!」

ボ「そうだ。いくらなんでもそんなことは自然現象じゃありえねぇ。つまり誰かがやってるってことだ。」

デ「なるほど。確かにそうだ。もっとも冷静に考えれば誰かがやってるいたずらと分かったはず・・・」

丹「だからこそ、学園七不思議として知らせて怪奇現象・心霊現象として広めたのですね。」

ウ「7つあれば誰もが学園七不思議と思いますから。」

ボ「そうだ。」

椿「しかし、どうやって証明する気だ?7つとも明らかにするのは難しそうだが・・・」

ボ「だからこそ、土日って日をあけたんだ。人が少ない休日に調べるために。」

ヒ「ボッスン、メールしたら忙しい言うとったんはそういうことやったんか。」

ス『さすがボッスンだ。』