二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔長編「七不思議事件」編更新中!〕 ( No.345 )
日時: 2012/01/27 21:18
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: jBnjPLnI)

《正真正銘!?開盟学園七不思議 PART15》

キ「ならさっさと話せ。7つとも解けたというんならな。」

ボ「あぁ話してやるぜ。それにどれも単純な仕掛けだった。まずは昇降口の"霊たちの対談"からだ。これは夜になるとそこを通ると異常なラップ音がするってやつだ。」

ヒ「いきなり難しそうなのからきおったわ・・・・・こんなん分かるわけないやん・・・」

デ「ラップ音は建物のきしみなどが原因だ。それをどうやって引き起こすというんだ?」

ボ「・・・・・そもそもラップ音なのか、あれは?」

ス『何を言っているんだ、ボッスン。ボッスンも聞いただろう。パチパチと鳴る音を。』

ボ「あぁ、聞いたぜ。けどあれがラップ音って証拠はどこにもねぇ。だから別に似たような音でもいいんだよ。それこそパソコンとかに良く入ってるサンプリングの効果音とか。スイッチのにも入ってるんじゃねぇか?」

ス『・・・・・あぁ。確かに似たものは入っている。』

ボ「心霊現象でパチパチ鳴ってるからこれはラップ音だって決め付けただけ。あれはラップ音なんかじゃねぇ。それに、こんなもんも見つけたしな。」

丹「?スピーカーですか?」

ボ「あぁ。しかも4台。今は使われてない空きの下駄箱のなかに入ってた。そんなとこ開ける奴なんかいねぇからな。それにこんなセンサーもついてた。」

ヒ「ほんまや、携帯とかの赤外線に使うセンサーや。」

ボ「この部分は下駄箱の扉に開いてる空気穴の部分から電波をキャッチできるようになってた。それに床のタイルの下にこんなのもあった。」

ウ「なんですか?それ。」

ボ「きっと踏むと作動するセンサーだ。最近じゃよくあるだろ。これが昇降口前の廊下のタイルの下に山ほどあったぜ。」

椿「待ってくれ!仮にそれを踏むとセンサーが反応しスピーカーからラップ音に似たものを流す。しかし、これでは昼間も作動してしまうんじゃないか?」

ボ「それを補うのが光だ。」

ヒ「光?どういうことや?」

ボ「家とかにねぇか?暗くなると足元を照らすために点灯するライトとか。」

デ「あるな。私の家にもある。」

ボ「それと一緒だ。これさえ使えば一度電源さえ入れちまえばあとは自動で動き続ける。」

キ「・・・・・・・・・確かにそれなら可能だ。だが、あと6つはどう説明する?」