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Re: SKETDANCE小説集〔長編「七不思議事件」編更新中!〕 ( No.348 )
日時: 2012/01/28 13:39
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: MypRsCNC)

《正真正銘!?開盟学園七不思議 PART18》

キ「残り2つ。"怒る扉"はどうだというんだ?これもなんかを使ったのか?」

ボ「・・・・・・これは正直調べるまで分からなかった。だけど調べてるうちに分かった。赤い光の正体が。」

—カランカラン・・・—

椿「その緑の石はなんだ?」

ボ「・・・・・・丹生さん、これ何て言うんだっけ?」

丹「これは・・・・"アレキサンドライト"ですわ!」

ヒ「アレキ・・・・・何て?」

ボ「そうだそうだ、アレキサンドライト。これ、全部の女子トイレの扉に埋まってるよな。」

丹「はい。きっと以前女子トイレを改築した際に埋め込んだものだと思われます。」

ボ「あぁ。それを1つはずして持ってきた。椿、ちょっとカーテン閉めてくれ。」

椿「あ、あぁ・・・」

—シャッ—

デ「!!!!これは・・・・・・」

ウ「緑だった石が赤に・・・・」

ボ「アレキサンドライト、太陽の光が当たっている間は緑色だけど蛍光灯みてぇな白色光だけを浴びると赤に変色する宝石だ。」

ヒ「これが怒る扉の正体やったんか・・・・」

ボ「これの後ろに小さなライトが入っていた。霊たちの対談と同じで暗くなると自動点灯するようセンサーつきでな。それを浴びて赤くなって目立つようにしたんだろうな。」

ス『お見事だボッスン。だがラストは君たちも体験した"電気の自由の略奪"だぞ。』

ボ「あぁ。だけど、実際、これが一番簡単だった。」

椿「何を言ってるんだ!伝記の配線に問題は無かったと報告を受けている!それなのに・・・」

ボ「だからそんなの関係ねぇんだよ。ブレーカーをいじってるだけだからな。」

キ「ブレーカーだと?」

ボ「ブレーカーでガチャガチャ入れたり切ったりしてるだけだよ。略奪なんていうけど実際全員怖がって電気のスイッチには触れなかったみたいだから仕掛けがバレにくかったんだ。」

ヒ「せやけど、どうやって人が教室におるとか把握するん?」

ボ「ヒメコ、これが起こったのは音楽室・茶道室・調理室・工芸室だ。全部特別教室棟のなかの教室だろ?」

ヒ「!!あ、そうや!配電室は特別教室棟の真向かい!カーテン開けて見てたんや!」

ボ「そうだ。」

丹「ですけど、藤崎さん。配電室にはマスターキーでしか開かない鍵がありますのよ。それをどうやって・・・」

ボ「あぁ。その前に犯人を明らかにする。俺たちをこの電気トリックで脅かしてたのはお前だ!」

ヒ・ス・椿・丹・デ・ウ・キ「・・・・・・・・・・・・・・・・」