二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔長編「七不思議事件」編完結!〕 ( No.353 )
日時: 2012/02/02 19:32
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 1uNXOfR/)

《隠し物にご用心! PART2》

—ガラララ・・・—

ボ「うぃーす。」

ヒ「!!!!な、なんやねん、いきなり!このウネリ虫!」

ボ「ウネリ虫!?俺、ただ普通に入ってきただけだけど!?」

ヒ「お、おぉ・・・確かにそうやな・・・」

ボ「ん?どうしたんだ?手後ろに組んで。」

ヒ「!!!な、何でもあらへんよ・・・」

ボ「????そ、そうか?」

ヒ(ふぅー・・・・アカン。ボッスン来てもうた・・・これじゃ1万円どこにも置けへん・・・・どないしよ・・・)

ボ「ヒメコ、お茶。」

ヒ「え!?」

ボ「え?って・・・お茶だよ、お茶。いっつもやってくれるだろ。」

ヒ「お、おぉ・・・そうやったな・・・・」

ボ「・・・・ねぇ、何でさっきから横向きに歩いてるの?」

ヒ「え!?!?」

ボ「いや、さっきからカニみてぇに横向きに歩いてるから・・・」

ヒ「・・・・・・マ、マイブームやねん。」

ボ「マイブーム!?それが!?」

ヒ「そ、そうや。アタシは7月7日生まれのかに座やからな。カニをもっと全面的にアピールしたいねん。」

ボ「そのアピール、必要か!?」

ヒ「ひ、必要やで。今の時代、星座が何座かアピールするのは当然やで?」

ボ「初めて聞いたぞ、そんなの!」

ヒ「ボ、ボッスンが時代遅れなだけや・・・・」

ボ「ふ〜ん。・・・・・・・じゃあさ。何で俺に背を向けようとしないの?」

ヒ「え!?!?」

ボ「いや、だから何で背中をこっちに向けないように歩いてんのかってことだよ。」

ヒ「・・・・・ほ、ほらアレや。背中見せたら襲われるってよく時代劇とかでやってるやん。」

ボ「昔はな!今は背中見せても大丈夫なくらい安全な国だろ!」

ヒ「・・・・・・ボッスンは時代を先取り過ぎやねん。まだこの世界は危ないで?」

ボ「さっきと言ってること矛盾してるぞ!?それにそんな危なくねぇぞ、この国は。」

ヒ「いや危ない!ごっつ危ない!背中見せたら最後やで?後ろから狙撃されたり後ろから首絞められたり後ろから誘拐されたりするかもしれへん。」

ボ「考えすぎだよ!」

ヒ「せやからボッスンも背中見せたらアカンで?」