二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔御礼!参照1500突破!!〕 ( No.356 )
日時: 2012/02/03 20:16
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 14pOvIO6)

《隠し物にご用心! PART5》

ボ(ヒメコめ・・・1万円のために俺を何としてでも追い出す気だな・・・それなら俺にも考えがある!)
 「・・・・そうだ、今日は掃除でもしよう。」

ヒ「な、なんや急に!?」

ボ「掃除だよ、掃除。たまにはやらねぇとな!」
 (ヒメコはかなり家庭的だ。掃除を始めればいずれ熱心にやり始める。そうすれば絶対にいつかは手放す!その時がチャンスだ!)

ヒ「えぇで。」
 (アカン、ボッスン多分気づき始めとる。それで探り入れてるんや・・・どないしよ・・・)

ボ「じゃ、ヒメコは机中心に拭き掃除な。俺は物を整理する。」

ヒ「お、おぉ・・・」

ボ(ニッシッシ、拭き掃除になれば絶対封筒は手放す。なぜならそう!雑巾を絞るには両手を使わないといけないから!)

ヒ「ほな、やろか。・・・・・それよりスイッチは?」

ボ「あん?スイッチならアニ研行ってからくるとか言ってたぜ。小田倉君と議論を交わすとかで・・・」

ヒ「そ、そか・・・じゃ、やろか。」

ボ(よーし、気づいてねぇな。アイツが封筒を置いたときが勝負だ。さっと取ってさっとしまう!完璧だ!)

ヒ「ほな、雑巾絞って・・・・・・!!!!!!!!」
 (アカン!これやったら雑巾絞れへん!どないしよ・・・・・・・・・・・・・そや!!)

—ガサガサ・・・—

ボ「!!!!!!!!!おい!何やってんだよ!」

ヒ「え?え?何?」

ボ「だからそれだよ!」

ヒ「何やの!?人のおっぱい指差して・・・・・このド変態!!」

ボ「違ぇよ!何で封筒そんなところに入れるんだよ!!」

ヒ「悪いか?制服の中に封筒入れて。」

ボ「悪・・・・いや悪くはねぇ!けどお前頭おかしいだろ!なんで制服の中に封筒もぐりこませんだよ!」

ヒ「これはアタシの大事な1万・・・・・プリペイドカードや!せやから肌身離さず持っておきたいねん!」

ボ「カード変わってんじゃねぇか!!」

ヒ「・・・・・・・アタシ、マジック得意やねん。せやからテレフォンカードからプリペイドカードに変えてん。」

ボ「簡単にA組の中谷さんから貰ったテレフォンカード変えたなおい!大切なものなんだろ!?」

ヒ「うっさいわぁ〜。そんなネチネチしてるとモテへんで?振蔵みたいに。」

ボ「おぉ・・・ふ・・・それは嫌だな。アイツと同レベルは嫌だな・・・」
 (くそっ!卑怯者め!)