二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔御礼!参照1500突破!!〕 ( No.373 )
日時: 2012/02/11 13:28
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: CPfMtcyT)

《沈黙のコインランドリー PART5 (FIN)》

—ガランガラン・・・—

ボ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

椿「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ボ(話尽きちまった・・・やっぱりダンマリはキツイな・・・・今度は俺から喋りかけるか?・・・・いや何か険悪ムードになって余計気まずくなるのがオチだろうな・・・)

椿(新技というのがやはり気になるな・・・僕のツバキエクスプロージョンをも凌駕すると豪語できるほどの技・・・一体どんなものだろうか・・・)

ボ(・・・・・喉渇いたな・・・・なんか飲むか。自販機もあるし。・・・・・・・・いや待てよ。この場合俺はどうすればいいんだ?)

—チラッ—

椿「・・・・・」

ボ(コイツが真横にいるのに自分の分だけでいいのか?そりゃそんな仲良くねぇよ?けどそれはそれで人としてどうなの?って話にもなるよな・・・。思い切って買ってやるか?おごってやるか?)

—チラッ—

椿「・・・・・」

ボ(いやいや待て!今までそんなことしたことねぇからかえって怪しまれるんじゃねぇか?しかもこんな2人きりのときにやることなのか?逆に気まずくならねぇか?)

—チラッ—

椿「・・・・・」

ボ(そもそもこの場を立つこと自体大丈夫か?こんなコインランドリーっていう密室空間で行動を起こすって結構勇気いることだよな・・・)

椿「さっきからちょこちょこ何を見ている。何か言いたいことでもあるのか?」

ボ「!!べ、別に・・・・ねぇよ。」

椿「嘘をつくな!僕の目は節穴じゃない!さてはあれだな!新技を体得して僕より上にいるという優越感から出た行動だな!」

ボ(まだそれ言ってんのかよ!!)

椿「おのれ藤崎、近々貴様の上へ躍り出て見せる!覚悟しておけ!」

ボ(コイツめんどくせぇ・・・・)
 「あ〜はいはい。せいぜい頑張って。」

—ピーッ—

椿「む、止まったようだ。」

ボ「おーそうかそうか。だったら早く帰れ。」

椿「貴様、僕の上に立ったからといって調子に乗るな!」

ボ「いいから早く帰れって。帰ってマツゲの手入れでもしてろ。」

椿「手入れなどしない!マツゲは元々だ!貴様こそ覚悟しておくがいい!僕はすぐに貴様の上を行ってみせる!」

ボ「あ〜はいはい。返り討ちだけどね?」

椿「ふん!」

ボ「へっ!」

—ウィーン—

椿(藤崎・・・・会長が認めるだけのことはある。やはりそう簡単には行かないか・・・・だが負けん!)

ボ(・・・・・・・・アイツめんどくせぇな・・・・・・)