二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集〔御礼!参照1500突破!!〕 ( No.378 )
日時: 2012/02/13 18:56
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: W5vVCrjS)

《Love Situation's Planner  PART3》

ヒ「まずはその厄介なケンカが起こらないシチュエーション作りやな。」

ボ「そんなの簡単だろ。まずは基本的に駅で待ち合わせ。そこから徐々に慣れていく。2人きりにならなきゃいいんだろ?」

ヒ「確かにそやな。徐々に慣らすっていうんはえぇな。」

碧「ストップ!」

ボ「え?なに?」

碧「それはダメ!私達はいまじゃもうどこでも顔を合わせたらケンカになっちゃうの!」

ボ「はい?」

碧「相手の顔を見るだけで吐き気がするのよ・・・」

ヒ「それで好き言うとるんか!?完全に嫌いな奴に対する応対やん!」

碧「高校入ってから遠ざけよう遠ざけようって思ってるうちにこんなことに・・・」

ボ「じゃあ無理じゃん!!デートの間2人で吐きあい続けるの!?」

碧「それは違うわ!紅の場合鼻血を出し続けるの。」

ヒ「それやらしいこと考えてるんとちゃうんか!?」

ボ「どんなカップルだよ!一緒にいると吐いて鼻血出す奴らって!」

碧「そのケンカの一歩手前くらいになると気分が高揚して・・・」

ヒ「それやったらやめろや!デート!!」

碧「嫌!好きって気持ちを正直に伝えたいの!」

ボ「ホントに好きなのか説得力がねぇ!」

ス『つまりケンカが起きなければいいんだな。』

碧「うん。」

ヒ「簡単に言うけどなぁ。それが難しいねん。」

ス『いや、紅の性格を利用すればいい。』

ボ「性格を利用する?」

ス『俺に情報によると紅は綺麗なものが好きなようだ。美術部だけあってそういう類の物品に造詣が深いらしい。』

碧「それは本当よ。昔から綺麗なものには目が無くて綺麗な石とかもよく持ち帰ってたから。」

ス『そして、その綺麗なものを見ると自分の世界に入り込んでしまうらしい。周りの越えは一切聞こえなくなるくらいらしいな。』

碧「それも本当よ。そうなったら誰も止められないの。」

ヒ「そうや!綺麗なものを見せてケンカをとめるんや!」

ボ「ん?つまりこういうことか?」


 ①碧と紅が合流する⇒②ケンカが起こりそうになる⇒③紅に綺麗なものを見せる⇒④紅の高揚した気分を抑える
⇒⑤そのままデートを進める⇒⑥お互いに2人でいても大丈夫なように慣れる⇒⑦最終局面へ