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- Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.415 )
- 日時: 2012/02/28 18:32
- 名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: WIU8k0YH)
《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【中堅戦 ネオスピリットファイター PART9】
ボ「一発逆転のチャンス!?何だよそれ!」
ス『ここまでを見て、少し整理すれば分かる。ヒメコがキリに攻撃したのは2発。その2発で383ptsを削った。』
椿「それがどうしたというんだ?」
ス『その2発はクナイで守っていたのを押し切ったもの、もう1つは守っている上から強引に叩いたもの。しっかりとした攻撃ではない。』
キャ「どういうこと?それが一発逆転と何の関係があるの?」
ボ「・・・・・・!そうか、分かったぞ!ヒメコはまだ1発もフルスイングしていないんだ!」
丹「どういうことですか?」
ボ「つまりしっかりした攻撃じゃないから本来のダメージは与えられてない。ダメージは当たった場所とか勢いでも変化するみたいだからな。」
ス『そうだ。しかも攻撃したところはいずれも肩。致命傷ではない。』
デ「つまり、ヒメコがキリの致命傷をフルスイングで攻撃できれば残りのライフは全て削れる、そう考えているのか?」
ス『そうだ。そして俺の計算上、それが成立した場合のダメージは700オーバー。すなわち・・・』
キャ「勝てる・・・勝てるわ!」
ウ「残り531−617。確かに可能ですねと伝えてください。」
椿「だがそれは無理な話だ。」
ボ「何だと!」
椿「普段から隙を見せないキリにどうやってそれを打ち込むというのだ?」
ボ「うぐっ・・・」
ロ「それに王子、忘れてるわ。彼は万が一の時は飛んで逃げれるのよ。」
丹「キリくんの行動の速さはお墨付きですもの。」
ス『そう、つまりこの勝負はヒメコがその1発を決めれるか決めれないかで全てが決まる。キリが細かい攻撃を重ね先にヒメコを倒す恐れだってあるからな。』
キャ「一発・・・」
新田「さぁ、再び離れ隠れる両者。どちらが先に動くのか!?」
ヒ(何とかしてキリに直接1発いれな・・・動き回られると厄介や。1発にかけるしかないで・・・)
キ「鬼姫!」
ヒ「!!」
新田「おっと、これはどういうことでしょうか?鬼塚選手の姿を捉えられていない加藤選手が鬼塚選手に呼びかけています。」
キ「もう隠れても無駄だ。次の攻撃は避けられない。」
新田「加藤選手が次の攻撃は避けられないと宣言!」
キ「行くぞ。」
—ピュン—
新田「加藤選手、再び天高く飛びました!」
デ「そうか、上からなら守るものは何もない!」
丹「それにどこへ行こうと見失いませんわ。」
椿「ここで決めるんだキリ————!!!」
ヒ「アカン!!」
新田「鬼塚選手すぐさま逃げる!」
キ「無駄だ。"忍法・手裏剣乱舞"。」
—シュシュシュシュシュシュ・・・—
新田「これは空中からの手裏剣の雨だ!!」
ボ「まずい!!」
ス『死角を見つけ今は隠れるしかない!』
キャ「ヒメコちゃん、壁際に隠れて!」
ヒ「こんなんアカン!あっ・・・」
—ピピピピピピピ・・・—
新田「命中!」
—ピピピピピピピ・・・—
新田「さらに命中!」
ヒ「これはホンマにまずいで・・・」