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Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.436 )
日時: 2012/03/08 13:00
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 1/l/Iy6H)

《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ  PART6】

〜外部〜

新田「第2ピリオド終了です。まだ両者、詰めた質問はせずまずは大まかな全体像をつかみにきました。」


キ「あの質問はダメだ!会長のものをパクっているだろ!」

デ「いいって言われたんだ。お前がルールじゃない。黙れ、椿くん信者。」

ヒ「一蹴やな・・・・まぁその通りやけど・・・」

ス『分かったのはボッスンの数字は奇数、椿の数字は偶数ということだ。』

丹「どれくらい把握できたのでしょうか?」

ス『分からないな。自分の数字しだいではだいぶ詰めている可能性もある。』

キャ「けど多分それはないわ。」

ウ「なぜですか?」

キャ「多分お互い全部を奇数にしたりとかはしないと思う。この質問が来たら不利になるっていうのは分かっているはずだから。」

ウ「確かにそうですね。」

デ「問題はここからだ。質問の仕方で大きく変わる。」

ロ「もどかしいわ。そうだわ!別世界に入って番号除いて来ようかしら?」

ヒ「アカンアカン!ゲームの意味なくなるやろ!」


〜小部屋内〜

アナウンス『第3ピリオド、質問者は椿選手、回答者は藤崎選手です。』

椿(どう質問すべきなんだ?藤崎の数字は奇数。それは分かっている。僕の数字と照らし合わせれば一の位の候補は絞れるが・・・)

ボ「・・・・・・」

椿(ここはもう一度安全に行くべきだ!」)
  「君の数字は500以下か?」

ボ「え?500以下かって?・・・・・YESだ。」

アナウンス『第3ピリオドの質疑応答が終了しました。椿選手はパスか解答かを選択してください。』

椿「パス。」

ボ(まだ安全に地道に絞ってくるか・・・)


〜外部〜

新田「椿選手、今度は500以下かと言う質問をし再び候補を半分に減らしました!」


キャ「つまりボッスンの数字は500以下の奇数・・・」

ヒ「地味やわぁ〜・・・・」

ス『そうでもないぞ。』

ヒ「え?どういうこと?」

ス『これは歴とした作戦だ。このゲームは賭けに出るのは相当なリスクが伴う。』

キ「どういうことだ。」

ス『たとえばヒメコの数字が150だとしよう。このとき"500以下か?"と言う質問なら100%半分の選択肢を減らせる。』

丹「椿くんが取った手法ですわね。それを2回行ったので今は4分の1まで絞れましたわ。」

ス『そうだ。だが仮に"200以下の数字か?"と言う質問なら確かに選択肢を5分の1まで減らせる。』

ヒ「それや!それをやればえぇやん!」

ス『だが大幅に選択肢を減らすにはそれ相応のリスクが伴う。しかも減らせば減らすほどな。』

ヒ「だから何やねん!」

デ「もし、質問が"200以上の数字か?"だったらどうなるかということだ。」

ヒ「え?200以上?それやったらNOやな・・・」

キャ「あ!そうか!それだと選択肢はほとんど減らせない!」

ス『そうだ。場合によってはその質問自体が無駄になる恐れもある。』

ウ「だから安全に2分の1ずつ減らしているんですねと伝えてください。」

丹「賭けに出て当たれば大きく勝利に前進しますが、外せば相手にチャンスが巡ってしまう。」

デ「そうだ。だから前半は確実に削っていったほうがいい。」

ロ「じゃ次の王子の質問は"数字は500以上か?"ね!王子と繋がっているテレパシーで分かるわ☆」

ヒ「・・・・もうえぇわ。とりあえずロマンは好きにやってくれ。このゲーム中は頭いっぱいいっぱいやわ。」