二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編更新中!〕 ( No.438 )
- 日時: 2012/03/09 10:17
- 名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: 7MCr7M6.)
《第2回 ガチンコ・ビバゲー・バトル》
【大将戦 ディテクティブナンバーズ PART8】
〜小部屋内〜
アナウンス『第6ピリオド、質問者は藤崎選手、回答者は椿選手です。』
椿(次はどう来る気だ?また変な質問をしてくるのか?・・・・ん?・・・・・!!)
「そういうことだったのか。」
ボ「あ?何が?」
椿「もう君のそんな手には乗らない。変な質問をして僕を動揺させようという魂胆だったのだな。」
ボ「・・・・・さぁな。」
椿「そう言っても無駄だ。君の顔から分かる。」
ボ「・・・・元からこういう顔なんだけど・・・」
椿「そういうことじゃない!!ほら見ろ!君は僕の集中力を欠くことや動揺させることを狙ってるだろう!」
ボ「うるせぇなお前・・・とにかく俺の質問だ。お前の十の位の数字は偶数か?」
椿「またそのパターンか。言い方は変えているがやっていることは変わりない。ただ半分にしているだけなのだからな。」
ボ「いいから答えろよ・・・」
椿「NOだ!」
アナウンス『第6ピリオドの質疑応答が終了しました。藤崎選手はパスか解答かを選択してください。』
ボ「パス。」
〜外部〜
新田「第6ピリオドが終了しました。これで互いに3回ずつ質問。おおまかな全体像が見えてきたといったところです!」
丹「椿くんのお口が滑らかですわ。」
デ「藤崎の手口が分かって調子に乗ってるな。」
ウ「こちらはもう分かっていたので何だか愚かに見えます。」
ヒ「愚か者やな。」
キャ「何か恥ずかしい・・・」
ス『全員が分かっていることを得意げに話す人ほど残念な奴はいない。』
〜小部屋内〜
アナウンス『第7ピリオド、質問者は椿選手、回答者は藤崎選手です。』
椿「・・・・・・・・」
ボ「・・・お前の番だぞ。」
椿「・・・・僕は負けるわけには行かない。」
ボ「・・・そりゃ俺だって負けれねぇよ。この結果がそのままチームの結果になるんだからな。」
椿「まだ僕は会長の器ではない。」
ボ「あん?どういうことだよ。」
椿「前回、僕・・・いや丹生も浅雛も大将に安形会長がいたことでものすごく安心感があった。しかし今回はそれがない。」
ボ「そりゃ、お前が大将なんだから緊張してんだろ。」
椿「違う。丹生と浅雛がだ。そしてウサミとキリもだ。僕に負担をかけまいと必死になってくれている。それはありがたい。しかし、それではダメなんだ!」
ボ「・・・・・・」
椿「安形会長のように絶大な信頼がなければ上に立てる器があるとはいえない。だから・・・」
ボ「はぁ〜・・・それは安形のことだろ。正直安形は正真正銘の天才、お前は真面目なカチカチマツゲだ。」
椿「何だと!」
ボ「だけどお前はお前だ。安形になろうなんて無理な話だろ。」
椿「うっ・・・」
ボ「確かにお前が大将だと安心感はねぇな。だけどそれでもいいと思うぜ。信頼はされてるんだからな。前にも言ったけど他の奴らの信頼度は安形の時と同じくらいある。」
椿「・・・・・・」
ボ「信頼されてるから大将任されてんだ。そんな気負いする必要はねぇと思うけどな。ま、強いて言うならそのカチカチっぷりがたまに傷だけどな。」
椿「確かに僕は君のようにユルッユルな人間ではない。」
ボ「ユルユルって言うな!」
椿「しかし時にそれが必要な時があるかもしれない。会長は僕にそれを教えてくれたのかもしれない。」
ボ「・・・・・あぁ。そうだな。」
椿「・・・カチカチな考え方のせいで確実策ばかりをとってしまう。しかし、それだけでは勝てない。ならば僕はそれを打ち破る!」
ボ「打ち破る?」
椿「僕の質問は君の数字に9は使われているかどうかだ!」
ボ「!!」