二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編完結!〕 ( No.445 )
- 日時: 2012/03/15 13:56
- 名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: roUGqZIG)
《スベリコンビをプロデュース! PART2》
〜10分後〜
ス『彼らはお笑い漫才研究部に所属する2−F所属、部長の田巻克弥(たまき かつや)くんと同じく2−F所属、副部長の園山庸介(そのやま ようすけ)くんだ。』
ボ「お笑い漫才研究部??」
ス『主にイベントなどでネタを披露し客を楽しませる、いわばイベントのムードメーカー兼繋ぎ役をやっている。』
ヒ「とても見れたネタちゃうわ。まぁ、覚えがないってことはイベントでは今はやってへんねんな。正しい判断やで。」
田巻「何言ってるんだよ、やってるよ。ちゃんと。」
ボ「・・・・にしては見覚えが全くねぇんだよな・・・」
ヒ「ホンマやわ。文化祭のステージ発表とかでやったか?」
園山「文化祭ではやってるよ!ステージじゃなかったけど。」
ボ「あぁ。通りで気づかないわけだ。どこでやってたんだ?全然分かんなかったぜ。」
田巻「・・・・・・・・・・・・・・・・体育館裏。」
ボ・ヒ「はい?」
田巻「・・・・・・・・・・・体育館裏だよ。」
ヒ「た、体育館裏!?そないなとこに人来るわけないやん!」
園山「だって・・・・」
ス『文化祭実行委員により振り分けられたみたいだな。文化祭では各グループが陣地を取るため予選会のようなものが開かれている。その結果・・・』
ボ「つまらなすぎて体育館裏か・・・」
ヒ「文化祭実行委員会も酷やわぁ・・・」
田巻「こっちだって珠玉のネタを見せたのに・・・・ついには部活も廃部の危機なんだよ!」
ボ「は?どういうこと?」
園山「おととい、部員が1人退部したんだ。そのせいでお笑い漫才研究部は2人だけに・・・」
ヒ「そりゃ、部員も部長と副部長がこんなんやったらやめたなるわ。」
ス『校則上、部員が3名を下回った場合部活存続不可能とみなし審査対象となる。』
ボ「審査?ってなに?」
ス『生徒会がその部活を見学。存続に値すると判断されれば部活は廃部を免れる。つまり結果が伴っている場合のみ存続できる。』
ヒ「廃部決定やん!!」
田巻「そ、そんなこと言わないでくれよ!今日はそれを何とか阻止したくて協力を求めに来たんだ。」
ボ「って言われてもなぁ・・・」
ヒ「せや、これからどうしようってもんでもないで?下積みがたくさんあってこその笑いやからな。」
園山「じゃあ、廃部になってもいいって言うんだ!!」
ボ「何でキレた!?」
田巻「・・・・とりあえず手伝って欲しいんだ。自分達の力じゃ限界がある。ここで他の人の意見も聞けば何か新しい道も開けるかもしれないから・・・」
ヒ「う〜ん・・・そう言われてもな・・・」
ス『定番といえば一発ギャグだと思うぞ。ヒットすれば爆発的人気になる。』
ボ「あぁ。とりあえずその審査を乗り切ればいいんだろ?」
園山「あ、あぁ・・・」
ボ「それならコントとか漫才よりもいいだろ。とりあえず1発ヒットだしとけば今回は乗り切れる。」
ス『そのギャグが飽きられたら別のギャグを生みまたブームを起こす。そういうことだな。』
ヒ「せやけど、大丈夫なんか?アンタら一発ギャグなんて出来るんか?」
田巻「もちろん!」
園山「じゃあとりあえず見てくれよ。行くぞ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボディーチェ———ンジ!!!!」
ボ・ヒ・ス「・・・・・・」
田巻「どう?園山の珠玉の一発ギャグは?」
ヒ「だから何やねん!って感じやわ。」
ス『さっきも見せたネタをよくも自信を持ってできたものだ。』
ボ「しかもさっきだってうけたわけでもねぇのに・・・」