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《スベリコンビをプロデュース！　ＰＡＲＴ５　（ＦＩＮ）》

〜審査当日〜

椿「これよりお笑い漫才研究部の部活存続審査を開始する。・・・・・なぜ君達がいる・・・」

ボ「え？あ・・・ほらお前らよりお笑いに関しては詳しいから・・・」

ヒ「見たいねん、こいつらのネタ。」

ス『決して協力を依頼されたわけではない、決して！』

デージー「ほぼ経緯が理解できた。」

丹生「一体どのようなものを見せていただけるのでしょう？」

ボ（・・・・結局ネタ作りまで至らなかった・・・あいつ等どうする気だ？）

椿「言うまでもないが、お笑い漫才研究部は先日部員１名が退部した。それにより、部員数が規定数を下回ったため審査を行う。」

田巻「は、はい・・・」

椿「それでは審査を開始する！」

田巻「は、はい・・・それじゃあ・・・・・」

園山「せぇの・・・」

田巻「はいどーも！田巻です！」

園山「園山です！２人あわせて・・・」

田・園「"田巻＆園山"で〜す！！」

田巻「ってそのまんま！名前そのまんま！」

園山「そのまんま東〜！」

田巻「って何の話！？関係ないよね！？しかも今は・・・」

田・園「東国原〜！！」

ボ・ヒ・ス（そのまんまだ・・・・・・）

ヒ（終わったわ・・・）

ボ（けどこの先は見たことねぇからな・・・ちょっと期待してみるか・・・）

田巻「今日は何の話しようかな？」

園山「そうだ！京都へ行こう！」

田巻「いいね！京都！けどそこは大阪じゃない？」

ヒ（ツッコめやぁぁぁぁ！！！！）

園山「よし、じゃあ大阪にしよう！」

ボ（何で即決！？）

田巻「何で行こうか？飛行機？新幹線？徒歩？ロケット？はたまた新幹線？」

ヒ（新幹線２回言うてる！！しかも何やねんその選択肢！）

園山「じゃあ自転車！」

ボ（選択肢にねぇ！）

田巻「じゃあ自転車にしよう！」

ヒ（何やねん・・・この漫才・・・）

ス（どこを面白いと判断して作ったんだ？）


〜５分後〜

田・園「どうもありがとうございましたー！」

ボ・ヒ・ス・椿・丹・デ「・・・・・・」

田巻「どうでした？」

園山「めちゃくちゃ面白いでしょ？」

ヒ「その自信はどこから湧いてくんねん・・・」

デ「・・・・・・言うまでもない。」

丹「はい。残念ですが・・・」

ボ「さすがにこれ以上手助けは出来ないな・・・」

ス『どうしようもないな。』

椿「審査結果を言い渡す。」

一同「・・・・・・」

椿「実に面白かった。合格。存続を許可する。」

ボ・ヒ・丹・デ「え？」

ス『え？　（？＿？）』

ボ・ヒ「ええええええええええええええええええええええええええええええ！？！？！？」

田巻「やった・・・やった———！！」

園山「まぁ当然の結果だけどな。」

ボ「ちょっと待て！今のどこが面白かったんだよ！」

ヒ「そうや！笑えるところいっこも無かったで？？」

椿「何を言う。笑いを堪えるのが大変だったくらいだ。」

デ「どこがだ！私にはまったく分からない！」

丹「椿くんはどこが面白かったとおっしゃるのですか？」

椿「全て面白かったが、特にそのまんま東の件は面白かった。」

ボ・ヒ「あそこ！？！？」

ス『１００世紀後でもその笑いは認められないだろうに。』

椿「何はともあれ合格！」


〜お笑い漫才研究部　存続決定！〜

ヒ「まさかすぎるやろ！この展開！！」