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Re: SKETDANCE小説集〔第2回ビバゲー・バトル編完結!〕 ( No.456 )
日時: 2012/03/25 10:51
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: aUi6IQQT)

《敢死の思いで監視する官司としての1日  PART6》

<桜「みなさま、今日は私のコンサートにお集まりいただきありがとうございます。」>
<ファン一同「わぁ————!!!!」>
<桜「一部世界ではとても忙しい月末、そして仕事を捗(はかど)らせたい土曜日の午前中。こんな時に来てくださったお暇なファンの皆様に心から感謝申し上げます。」>
<ファン一同「わぁ————!!!!」>

ヒ「軽く毒吐きおったな。」

ボ「それに対してファンも"わぁ————"はおかしいだろ。」

ス『むっ!怪しい人物発見!』

ボ「マジか!?・・・ってお前いつの間に仕事に戻った!?」

ス『PART5とPART6の間だ。』

ヒ「何でそういうところで行動を起こすねん!ほんでそのPARTごとの間に色々する奴多いねん!」

ボ「で、どいつだ?」

ス『この男だ。』

ボ「あ〜この人ね。確かにオタク感丸出しだしテンションも尋常じゃないくらい上がっちゃってるね・・・・・ってバカ!!コイツは小田倉くんだろ!」

ヒ「知人を怪しい人物扱いすな!」

ス『昨日俺が一緒に行けなくなったことを伝えたら"なら僕も行かないよ。"と調子のいいことを言っていたくせに来ているとは何てブタ野郎なんだ。』

ヒ「それはそれで腹立つな・・・」

<桜「それでは次の曲をお聞きください。現代のサラリーマンに危機感を与える曲、"下克上サラリーマン"。」>

ボ「嫌な曲だな!」

<チャチャチャーン チャカチャカチャカ♪>
<桜「リストラが迫ってく〜る♪ 有能後輩迫ってく〜る♪」>

ヒ「ホンマに嫌な曲やな!」

<桜「安月給で儲からない♪ だからローンも迫ってく〜る♪」>

ボ「サラリーマンが気にしてることどんどん言ってくるな!」

ヒ「曲自体が毒吐きまくりやん!」

ス『むっ!怪しい人物発見!』

ボ「どこだ!?」

ス『このスーツ姿の中年男性だ。なぜかこの曲が始まってから涙を流し続けている。』

ヒ「これ絶対サラリーマンやろ!!自分のこと言われて涙流しとんねん!」

<桜「結婚できない♪ 夢もない♪ 毎日一人でSTAY・STAY♪」>

ス『号泣しだしたな。』

ヒ「やめたげて!!!」

ボ「まだ未婚で今後そんな計画もないから図星なんだろうな・・・」

<桜「リストラになるのは一瞬です  イェイ♪」>

ヒ「イェイちゃうわ!!そんなあっさり片付けていい問題ちゃう!」

ス『彼女に悪気はない。許してあげてくれ。』

ボ「これ、街中歩いてたらサラリーマンに襲われんじゃねぇか!?」

<桜「"下克上サラリーマン"は皆様のおかげで"嫁がサラリーマンの夫に聞かせたい曲"第1位に選ばれました。」>
<ファン一同「わぁ————っ!」>

ヒ「サラリーマンに対する風当たり強すぎやろ!!」

ボ「サラリーマンの肩身狭いな・・・」