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《工事で袋小路で好事多魔　ＰＡＲＴ３》

ヒ「あ、ボッスン見てみぃ。工事やて。」

ボ「うそん！？！？！？」

ヒ「え？キモ・・・・何今の声・・・アンタもしかしてそういう趣味・・・」

ボ「ちげぇよ！」
　（あぁぁぁぁ・・・・・ツッコんじゃった・・・・・・・・・・・・・・）

ヒ「そういえば今朝準備しとったな。大変やなぁ。」

ボ（大変な気持ちは俺も同じ！工事！なぜ終わらせていない！朝からやってなんで終わっていない！ここまでの９時間は何をしていた！）

ヒ「しゃーない。迂回するしかあらへんな。」

ボ「あぁ・・・・・・・・」
　（迂回Ｎｏ！Ｎｏ迂回！なぜこんなときにより歩かせる！？ドラえも〜んって寄りすがりたい！のび太はどんだけ楽してるんだ！どこでもドアがあれば・・・・）

ヒ「・・・・・・ボッスン・・・顔がえらいことになっとるで・・・・・何か異星人が侵略してきて殺される直前みたいな顔しとるで？」

ボ「・・・・・ど、どんな顔だよ・・・・」

ヒ「せやからアンタの今の顔や。」

ボ（・・・・・・まぁ迂回ルートを通るだけでいいんだ・・・深く考えるな・・・・）

ヒ「あ、また工事しとる！」

ボ「うぉえらっるくるぅえ！？！？！？」

ヒ「何て！？」

ボ（それはマズイ！どんどん遠のいてる！俺の膀胱はそこまですごくない！）

ヒ「見てみぃボッスン。ここらへん工事だらけや！地図見たら分かるで？そういえば回覧板でそんなん入っとったなぁ。今日は工事の日やて。」

ボ（おい工事関係者！！なぜ工事の日などという名をうった！？そしてなぜ１日にまとめてやる！そしてそしてなぜＴｏｄａｙ！？！？膀胱はちきれそうな人をいじめてるよ君たちは！）

ヒ「・・・・・・ボッスン、どうしたん？具合悪いんか？いやそうやろ絶対。」

ボ「いや何でもねぇよ・・・」
　（言ってはだめだ！男としてのプライドが・・・・ここで女子のヒメコにそんなことを言うのはプライドが許さない！）

ヒ「嘘つくなや！言え！何か絶対あるわ！」

ボ「ねぇよ！！」
　（しまったぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・ふんぐ！ふんがぁぁ！！堪えろぉぉ！！・・・・・・・・・）
　「はぁはぁはぁ・・・」

ヒ「な、何が起きてるん！？」

ボ「も、もうダメだ・・・・」
　（俺限界・・・・もうプライドなんかどうでもいい・・・・）
　「実は・・・・」