二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.486 )
日時: 2012/06/01 14:54
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: /b8.z0qR)

《Loneliness London》
【Boot——漆黒の塊?な転校生  PART1】

ヒメコ「なぁなぁボッスンよ。」

ボッスン「ん?何だ?」

ヒ「アタシらもそろそろ新入部員のこと考えなアカンのとちゃうの?安形達も卒業してアタシらももうすぐ3年やで?」

ボ「あぁ。そうだな。このままじゃスケット団無くなっちまうからな。」

ヒ「せやろ?せやから部活やってへん奴とか引っ張って来ようや。」

ボ「けどな〜、生半可な奴とか入れて問題とか起こされてもたまらねぇからな・・・」

ヒ「アタシらも大概やけどな・・・」

ボ「だからとりあえず今はいいだろ。まだ学校に不慣れで俺たちの黒い過去を知らない奴を引き込めばいい。」

ヒ「考え方最低やな!」

スイッチ『ならばボッスン、朗報があるぞ。』

ボ「朗報?」

ス『ちょうど今日、2年G組に転校生が来た。その転校生なら俺たちのことを知らないからまさに絶好のカモじゃないか?』

ヒ「カモ言うな!」

ボ「けど、もう帰ったんじゃねぇか?」

ス『いや、こんなこともあろうかと俺があらかじめ4時に来てもらうよう手を打っておいた。』

ボ「さすがスイッチ!!!」

ヒ「いやいや、ちょお待てて!この時期に転校生とか初めて聞くで!?あと3日で春休みやからな!」

ボ「まぁそう言われればそうだな。普通それなら4月からだよな・・・」

ス『それは世間一般の意見だが別にそう決まっているわけではない。俺は常識にとらわれないそんな考え方を持つ転校生はある意味天才だと思うが?』

ヒ「どこに賞賛与えとんねん!」

ボ「それか、そういう変わりっぷりで目立ちたいと思ってるか・・・」

ヒ「何でまだ会ってもない転校生に悪い印象持っとんねん!」

ス『そういう奴は策略家で性格悪いと思うぞ。』

ヒ「せやから何でそんなに悪印象しか持ってへんねん!ほんでそれお前も言えることちゃうからな!」

ボ「えぇ〜・・・俺、そういう奴苦手なんだよ。性格悪くて腹黒い奴とか無理なんだけど。」

ヒ「誰も腹黒いとは言ってへんわ!いや、そもそも性格悪いとも決まってへんわ!」

ス『そんな奴を俺は呼んでしまったのか。とんでもない失敗をしてしまったな。』

ヒ「想像だけで失敗とか言うな!ほんでそのイメージもお前らの想像だけの空想やんけ!」

ボ「はぁ〜・・・そろそろ4時だぞ。嫌だなぁ〜・・・」

ス『帰りたくなってきた。』

ヒ「お前ら最低やな!!」

—コンコン—

ヒ「ほら、来たで!」

ボ「はぁ〜・・・」

ス『Haaaa・・・』

ヒ「シャキッとせえや!勝手な想像一回忘れろ!ほら呼ぶで!」