二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.488 )
- 日時: 2012/06/14 14:31
- 名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: rLEtJyqN)
《Loneliness London》
【Boot——漆黒の塊?な転校生 PART3】
—ガラララ・・・—
ボ「待たせたな。」
婁亜「ちょっと、依頼人を放置してどこか行くなんてどうかしてるの!?」
ボ「悪い悪い・・・ってかそもそも依頼人じゃなくね?依頼ないだろ?」
ヒ「せや!スイッチが呼んだだけなんやから依頼なんてないやろ!」
婁亜「バカね!依頼人って立場があるからアナタ達の上の立場に入れるんじゃない。」
ヒ「うわっ!コイツ腹黒いわ!」
ス『策略家だな。だがその策略をはっきり言ったな。』
婁亜「で?私を呼んだ理由って何?」
ボ「え?あぁ・・・ま、まぁ今日来たばかりだから部活とか決めてないだろうなって思ったんだよ。それで・・・」
婁亜「私を引き込もうとしてるわけね。」
ボ「お、おぉ。そうだ。」
婁亜「この学校に詳しくない私なら過去にこの部活にどんなことがあって評判がどうなのかは分からないから引き込むのは簡単。絶好のカモってわけね。」
ボ「え!?いや・・・・」
ス『はっきり言ってその通りだ。』
ヒ「はっきり言うな!」
婁亜「で?何してるの?まぁ察するに変な部活だっていうのは分かってるけど。」
ボ「変・・・・ま、まぁな。俺たちは学園生活支援部、通称スケット団。生徒の要請があれば何でも手伝う。そんな部活だ。」
婁亜「要は何でも屋ね。」
ヒ「平たく言えばそうやけど、それは腹立つわ!」
婁亜「ふ〜ん・・・」
ス『だが、実際は部室でこんな感じでだらだらしていることが多い。』
ヒ「入ったら入ったで楽しいとは思うで?まぁ興味ないなら無理強いはせぇへんけど。」
ボ「人を救いたい、手伝いたいとかって思いさえあれば大歓迎だ。」
婁亜「・・・・・・・・良いわよ。」
ボ「え!?今なんて!?」
婁亜「だからいいって言ったの!その歳で耳遠いの!?補聴器つけたら?」
ボ「・・・・・・・・」
ヒ「ホンマ!?」
婁亜「えぇ。まぁ楽そうだしね。」
ス『楽なのはこういう時だけ。実際は忙しい時もあるが。』
婁亜「別にいいわよ。」
ヒ「・・・・けどなぁ〜、その性格何とかせぇへんとスケット団存続はおろか罰せられて早期廃部かもしれへんわ・・・」
ス『そもそも同学年を入れても存続には繋がらないが。』
ボ「そうだな。とりあえず入部試験ってことでその性格を直すとはいかなくても緩くしていくか。」