二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.494 )
日時: 2012/06/29 09:55
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: tXyeItIx)

《Loneliness London》
【Boot——漆黒の塊?な転校生  PART5】

ス『媛乃婁亜。君はアイドルのようだな。』

婁亜「!!」

ヒ「はぁぁぁぁぁ!?婁亜がアイドルやて!?ウソやろ!?」

婁亜「そ、そうよ!そんなのデタラメよ!そんなことしてるとアンタ、ろくな死に方しないわよ!」

ス『え?俺、ろくな死に方しないの?』

ボ「シャッシャッシャ、そうだぜ、スイッチ。こんな毒しか吐かねぇ女がそんな仕事してるわけない・・・」

婁亜「ゴミ虫は黙ってて!」

ボ「ゴミ虫!?」

ス『いや、紛れもない事実だ。』

ヒ「せやけどそれやったらアタシらも知ってるはずやろ?仮に知らんかってもモモカの立場を脅かしそうなアイドルに詳しいアンタやったら知ってるはずやん。」

ス『確かに俺はそういう類のアイドルにはこの上なく詳しいからそのように崇められても仕方ない。』

ヒ「調子のんな、ボケェ!」

ス『しかし、彼女のアイドル業の活動場所はロンドン。知らなくても無理はない。』

ボ「は!?ロンドン!?何でそこでロンドンが出てくるんだよ!」

ス『日本はアイドル戦争が世界一と言っても過言ではないくらいアイドルへの注目度は高い。そのため、アイドルを目指すものは海外へ行きアイドルになるという者も少なくない。』

ヒ「なるほどな。婁亜もそうやったからアイドルなろう思うてロンドンに行ったわけやな。」

婁亜「ち、違う!私はアイドルなんて・・・」

ボ「いや〜アイドルか。けどアイドルっていっても日本と比べたら海外のアイドルは・・・」

婁亜「黙って、微生物!」

ボ「微生物!?」

ヒ「せやけど、何でそんな婁亜がここにおるん?」

婁亜「・・・・・・・」

ス『婁亜はソロで活動をしていた。活動開始・・・いや、初めてマスコミに取り上げられたのは1年前。とは言っても小さい記事でまだ駆け出しなのだろう。』

ボ「駆け出しアイドルか。そりゃ、まだ有名にはなれねぇな。けど下積みとして毎日活動してたんだろうな。」

ス『その通りだ。ボッスンミドリムシ。』

ボ「誰が微生物だ!」

ス『しかし、それまで毎日行われていた自己運営の婁亜のライブが10日前から行われなくなっている。一部ネット上では少ない数ではあるが婁亜のファンが心配している。』

ヒ「婁亜、何で急に日本に帰ってきたりしたん?」

婁亜「・・・・・・・」

ヒ「ファンも心配してんねんで?そりゃ、苦しかってやめたい思うて帰ってきたんやったらしゃーないわ。けど、ファンにはそれを言わんのとアカンのちゃうん?」

婁亜「・・・・・・・」

ボ「ワケありみたいだな。何でも話してくれよ。俺たちはスケット団。困ってるやつは見逃せねぇんだ。」