二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.515 )
日時: 2012/08/22 09:07
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: OI3XxW7f)

《Loneliness London》
【Discovery——仲間と記憶の発見へ  PART4】

婁亜「どういうこと!?上へと行かせないためって!?」

ボス「これ以上、お前が売れてもらっちゃ困るってことだ。」

婁亜「売れる!?何のこと!?」

ボス「はっ、とぼけても無駄だ。俺たちの狙い、そして依頼主の依頼内容はお前をアイドル界から消し去ることだ。」

婁亜「!!私を・・・消し去る!?」

マフィアC「分かってるんだろ?お前、アイドルとして成長して本物のアイドルになってきてるってことをよ。」

婁亜「・・・・・残念ね。あいにく、私は記憶喪失。アイドル時代のことを覚えてないわ。」

マフィアB「てめぇ!よくもそんな見えついたウソを!」

婁亜「ウソじゃないわ!それにアイドル界から消し去りたいならそうすればいい!私はアイドルには嫌な思い出しか持ってないもの!」

ボス「・・・嫌な思い出か。確かにそれを持ってても当然かもしれねぇな。」

マフィアA「どういうことすか?」

ボス「依頼主は俺たちに依頼する前、自分でこいつに対して様々な手を打っていたんだとよ。それで予想以上に粘るから俺たちに依頼してきたってわけだ。」

婁亜「!!あなたたち、あの出来事を誰がやったか知ってるの!?教えなさい!」

ボス「断る。俺たちには依頼主の個人情報を守る守秘義務ってのがあるんでな。」

婁亜「くっ、マフィアのくせにこんなときばっかり法律を出して・・・身の程を分かりなさいよ!この外道!」

—パン—

婁亜「きゃっ!」

ボス「言葉に気をつけろと言ったはずだ。次はビンタじゃ済まないぞ。」

マフィアC「ボス、あんまり売り物に傷つけないでくださいよ。」

ボス「あぁ、そうだな。売値が下がっちまう。」

婁亜「くっ・・・」

ボス「まぁ、記憶喪失ってのは認めてやるよ。だが、だからといって俺たちのすべきことは変わらない。」

婁亜「教えなさい・・・誰が私を・・・」

ボス「相当知りたいみたいだな。無理もないか。お前の記憶を奪い、そしてこれから見ず知らずの土地に売り飛ばされることになった原因だもんな。だが教える義理はない。」

???「ふふふ、教えてもいいわよ。」

婁亜「!?誰!?」

ボス「おいおい、算段が違うんじゃねぇのか?」

???「ただの様子見よ。そしたらちょうどその真っ最中だったっていう偶然。それに教えたところでもうその子には何もできない。」

婁亜「何処にいるの!?出てきなさい!あなたが依頼主・・・・私を落とそうとした犯人なんでしょ!」

???「・・・・・・・」