二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.520 )
日時: 2012/09/05 21:29
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: rLEtJyqN)

《駄作オタクの駄作オタクファミリー  PART1》

—ガラララ・・・—

ヒメコ「こんちはー。ロマンおる?」

フミちゃん「鬼塚先輩、藤崎先輩、笛吹先輩こんにちは。」

ボッスン「おっ、フミちゃん。久しぶりだな。調子はどうだ?」

フ「おかげさまで賞を取ってからはより一層力が入るようになりました。皆さんのおかげです。」

スイッチ『ありがとう。頑張った甲斐があった。』

ヒ「アタシら特に何もしてへんやろ!フミちゃんの実力や!」

ボ「ところでロマンが見当たらねぇんだけど・・・」

フ「ロマン先輩は今日の部活は欠席です。今日は編集部の担当さんと打ち合わせがあるそうなので。」

ヒ「そうなん?ロマンも忙しいねんな。」

ス『"やにわにテンプテーション"が入賞してからロマンも漫画家の卵となったからな。』

—ガラララ・・・—

寺島秋「こんにちは〜。あっ!スケット団さん!」

ボ「おっ、アキちゃん。アキちゃんに会うのも久しぶりだな。」

<ロマン「彼女の名前は寺島秋。"駄作のみを愛すオタク"に出てきた女子漫画研究部の1年生。」>

ヒ「ちょお待て!!何でロマンがおんねん!」

<ロ「こういう仕事は私にお・ま・か・せ☆」>

ヒ「そういう問題ちゃうねん!毎回毎回それどうやっとんねん!」

<ロ「え?これ?こういう世界では簡単なことなのよ。」>

ボ「そういうのやめろよ!早く自分の居場所に帰れ!」

<ロ「アキちゃんは駄作と言われる面白くない漫画が好きなの。ちなみに女子漫画研究部内では私の意志を次ぐ第2のロマンなんて言われてるのよ。」>

ヒ「誰かコイツ止めろ!!」

<ロ「それじゃあ私はこのへんでドロン!」>

ス『あいかわらずやりたい放題だな。』

ヒ「けどどないしようかなぁ・・・」

フ「何かあったんですか?」

ヒ「ロマンにいらへん漫画もらう予定になっててん。ほら、アタシらの部室てここにある漫画みたいなのないやんか?」

ボ「いや、フミちゃんに言ったって分からねぇだろ・・・」

ヒ「しゃーないわ。また明日出直してくるわ。」

秋「あの、よかったら私の家にある漫画でよかったら差し上げますよ?」

ヒ「え?ホンマ?」

秋「はい。私の家には漫画も結構ありますからいらないものであれば何冊でも差し上げます。」

ヒ「おぉ!それなら遠慮せんといただこうかなぁ〜・・・」

ボ「おいおい、待てヒメコ!」

ヒ「何や?」

ボ「忘れたのか?アキちゃんは・・・・」

ヒ「あ・・・せやったな・・・駄作好きやわ・・・」

ス『だが、アキちゃんがいらないと考える作品は面白いものだろうから逆に期待がもてるはずだ。』

ヒ「おぉ!たしかにせやな!期待できるで!」

ボ「どんな期待だよ!!」