二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE小説集 〔多忙につき更新頻度低下中!〕 ( No.526 )
日時: 2012/09/18 13:49
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: /b8.z0qR)

《駄作オタクの駄作オタクファミリー  PART6》

秋「ごめんなさい。つい冬からの言葉で心が熱くなっちゃって・・・」

ボ「あ、いや・・・」

ヒ「この家の兄弟、みんなパンチきいとるわぁ〜・・・」

秋「最後は一番下の小学5年生の次男"晴樹(はるき)"です。」

ヒ「"夏"ちゃうんかい!!流れからして夏やろ!ほんで長男と名前ややかぶっとるし!」

秋「そんな決まった流れにしてはダメなんです。ここで裏切るからこそ駄作なんです。それが私達です。」

ボ「名前まで駄作に関連付けなくていいと思うけど!?」

—コンコン、ガチャ—

秋「晴樹、ちょっと邪魔するわね。」

晴樹「なに、姉さん。ちょっと今次回の原稿で忙しいんだけど・・・」

秋「お客さんが来てるの。紹介するわ。向こうからボッスンさん、ヒメコさん、スイッチさんよ。」

ボ「あ、ここの紹介は普通にすんのね・・・」

ヒ「色々中途半端やわぁ〜・・・」

秋「晴樹はバトル駄作漫画が大好きで実際に雑誌に投稿したりしてるのよ。ついこの間も投稿した作品が入賞して編集部から声をかけられたの。」

ヒ「有能な駄作オタク、キタ!!」

ス『寺島晴樹。なるほど、確かに先月の週刊"ジャンピオン"の審査会で佳作に入賞しているな。』

ボ「週刊ジャンピオン!?!?何か混ざっちゃってる!?」

ス『タイトルは"2人でバトル"。』

ボ「何かマリオパーティのミニゲーム名みたいだな。」

ス『批評も出ている。"オリジナリティーという点で明らかに突出した実力を持ち、なおかつ画力も高い。ストーリーに大いに磨きをかけるべし"だそうだ。』

ヒ「駄作臭がプンプンすんねんけど・・・」

晴樹「あれは運が良かっただけですよ。オリジナリティーと画力だけでカバーしただけなんじゃないかなって僕は思ってます。」

ボ・ヒ「うん。実際そうだろ(そうやろ。)」

秋「けどすごいわよ!天才なんじゃない!?」

晴樹「そ、そんなことないよ・・・」

ス『とんだ姉バカだな。』

秋「このまま行けば、駄作漫画で人気漫画になること間違いなしよ!」

ボ「そしたら駄作漫画じゃねぇだろ。」

ス『言ってることが矛盾しまくりだな。』

晴樹「あ、よかったら読んでいただけませんか?僕のバトル駄作漫画!」

ヒ「う〜ん・・・正直に言うけど、ツッコミまくりやと思うで?」

晴樹「いいんです!それでこそ駄作ですから!さぁ、さっそくどうぞ!」