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第２話 リエラとの出会い

「あなた達の歌ならこの世界を変えられるはずです！」
ミルクの泉で二人はそう言われた。
「へ？」
これにはいつもお気楽アイリスもびっくりな様子だ。
「私はリエラと言います!!ずっと、ずっと、あなた達のような歌姫を探していました！！」
青い髪の女は、そう名乗った。
「お願いします!!この世界を変える、歌姫になってください!!」
リエラは、二人にそう、言った。
「分かりました。皆さんの前で歌うこと、それは我が家の伝統です。私は、歌姫になることを了承します。」
アイリスは、さっきとはうって変わって、真剣な表情に。
「私は…一緒に旅をしてる大切な人たちがいます。まずはみんなに相談したいんです。」
歌うたいのマルにとっては、この話は悪いものではないはず。
それでも、彼女にとって、一番大切なのは「仲間」なのだ。
「アイリス！オリバー探してくる！！」