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第４話　ミラクル☆

奇跡を起こす歌…
「これからは、私がお二人のマネージャーです。頑張って下さい！」

「奇跡を起こす歌か…リエラさん、私に作曲させて！」
アイリスは、自信満々に言い放った。
「実はアタシ作ってあるんです!!『ミラクル☆』って言う曲」
「わー、アイリスってそんなことも出来るんだ!!」
「歌おうか？」
アイリスが立ち上がった。
「うん!!」


「Ring ring♪幸せの
　Ring ring♪鈴が鳴ったらこの世界にミラクル起きるかな？
　Rarara♪私達の
　Rarara♪この手で
　幸せの鈴鳴らせましょ!! 1.2.3でファンタスティック！
　3.2.1でも終わらない
　私達の歌は永遠フメツ〜！
　3.4.5でリズミカル!
　5.6.7でさぁ行こう!!
　始まる世界の歌は
　ミラクル☆
　
　Syalala♪ 大空に
　Syalala♪ 星輝いたら
　この世界にミラクル起きるかな？
　Rilala♪ 私達の
　Rilala♪ この声で
　大空に星輝かそ★
　1.2.3でイマジネーション!!
　3.4.5でふくらませ♪
　私達の世界は歌いっぱい〜！
　5.6.7でイリュージョン!!でもね!!幻じゃ無いんだよ!!
　これから始まるのはミラクル☆」

「ふぁ」
「わぁ…これでデビュー曲は決まりですね!!」
リエラは、目を輝かせて言った。
「私は、ある賢者の家系の者でした。でも、魔法が禁止されてからは、ただ普通の生活を続けていました…。そんな時、家の奥から一冊の予言書が見つかったんです。そこには、『導きの歌姫 世界から歌を救うべし』 と書いてありました。
それを見て私、思ったんです。探さなきゃっ、て…。だから、お二人には二ノ国全体にその存在を示して欲しいんです」

「アタシはぜんぜんいいよ!!マルは?」
「もちろん!オリバーみたいに、私も世界を変えてみせる!」
　
「じゃあ、ユニット名は、『虹歌』で!!」
「さっき二人で決めたんです!!」

虹架ける二人の歌姫達は、奇跡を起こす…
後に出会う、歌巫女達と共に…