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第9話　歌巫女たち
「「「「「「「ええ！？」」」」」」」
そう、乱闘。
「やられてばっかじゃ…ないもんっ！」
一人の少女が、バリアをはった。
そのときだった。
どこからか、魔物が現れた。
「うそ！たいへん！いこう、オリバー!」
マルがオリバーの手を引き、丘へと走っていった。
「オリバー!」
「うん！テンペスト！」
魔物が消えた。

「助けて…くれたの…？」
少女二人は、あまりの急な出来事に驚いたのか、その場に倒れこんだ。

(…もしかしたら、この子達が…)
リエラはなにか考えながら、その光景を見つめていた。