二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜memory〜 ( No.106 )
- 日時: 2011/12/28 18:14
- 名前: 奈流羽 (ID: iAb5StCI)
- 参照: http:
*14.始まったイジメ*
さて、今日も始まった。
一日のはじまり、朝だ。
まだおとといの傷が完治していないので、右手の何とも言えないこの痛さ。
ズキズキ、チクチク・・・?そんな感じだ。
昨日は休みだったから、家でゴロゴロしてた。
もちろん寝てましたよ、気持ちよく。
そんなこんな言ってるけど、今は学校にいる。
正しくは、今着いたんだけどな。
春奈たち?来てないよ、いっしょに。
だって危ないじゃないか。
言ったろ、もう、誰も傷つかせたくないって。
これからは一人で登校する。
ちなみに今日は早く来たのでサッカー部はまだ誰も来てないはずだ。
僕は靴箱に、手を入れる。
羽流「あれ、今日はない。」
つい独り言。
まぁ、確かに毎日カミソリ下駄箱につけるのもめんどくさいしな。
おお、これで血まみれにならなくてすm…
羽流「ッッ!」
上靴に入れた足に、衝撃が走った。
まさかとは思うけど…。
そっと足を上靴から出し、見てみる。
案の定、白い靴下は見事に赤一色に。
上靴の中を見ると…
羽流「え、画びょう…?」
画びょうがいくつも入っていた。
そら痛いわ。
いや、これ何個入ってんだよ。1、2、3、4、え、15!?
うそ、15個も入ってるよ、しかも見事に針上むいてるし!!
あ、当たり前か。
ってかこれやった人どんだけ怪我させたいの!?
え、血が好きなの?
サディストですか!?
これしてる人の親の顔が見てみたいよ((
そうして画びょうはその辺に捨てて((ぇ
僕は自分で持ってきた包帯でぐるぐる巻きにした足を上靴にいれた。
そして教室。
(ばしゃっ)
なんとあり気な嫌がらせ。
ドアを開けたら水かかるこの仕掛け。
----------------------------------よくやられたなぁ、昔。
嫌がらせなのに懐かしく思ってしまう僕って一体…?
あーあ。制服ぬれたじゃん。
「クスクス…」
一部の女子が、笑ってる。
あいつらか。
誰だったかな…。うん、忘れた☆((←
まぁいいや。
カバンを机に置いて、屋上へ。
乾くまで、そこにいよう。
それがいい。
それで、久しぶりに歌でも歌おう。
こういうときは、歌が一番だしな!
〜in屋上
羽流「あぁ、風が気持ちいい〜…。」
いや、めっちゃ寒いけどね、秋だし、服ぬれてるし。
けどまぁ、ここは超次元なのでスルー。
何歌おうか…?
うーむ…
これかな♪今は…
羽流「スゥ----------…
『感情をジクソーパズルのように 凸凹に当てはめていく
疲れきってる頭で ただひたすら今日も
将来有望と期待を背負って 無我夢中で走ってきたけど
正解もない道の上で いつか転びそうです
どこに向かっているの? 向かうべきなの?
考えれば怖くなる
求められてるものが 何なのか解からなくなる
出来損ないのただの塊 誰が必要としてるんだろう?
存在の理由わずかな証でいいや 与えてよ 与えてよ
「後悔だけはしないようにね」って 愛してくれた人から巣立って
やっとの思いで手に入れた 現在を憎みそうです。
時間は残酷なほど過ぎていくもの
一抹の容赦もない
焦りだし早歩き 足がもつれてつんのめってしまう
汗にまみれて声をからして 涙の数だけ成長して
あの情熱はどこに置き忘れてきたの 教えてよ 教えてよ
あこがれに近づけば 近づくほどに
その先が不安になる
あわてふためく僕が今できるのはただ一つだけ
結局一つだけ…
出来損ないのただの塊 何か探して歌っている
心の奥でくすぶっている理想が 疼いてる
出来損ないのただの塊 誰が必要としてんだろう?
存在の理由わずかな証でいいや 与えてよ 与えてよ…』
…おい。ぼーっと立ってないで座ったらどうなんだ?、風丸。」
風丸「いつから知ってたんだ?俺がいたこと。」
羽流「来た時から。音には敏感なんでな。」
風丸「お前さ、歌うまいな。」
何を言うのかと思えば。
羽流「そうか?気のせいだろ、そんなの。
確かに、歌うことは好きだけど。」
風丸「うまかったよ。あと、歌ってた曲。」
羽流「…自分に合った曲なんだ。すごく。」
そう、ぴったし重なる。僕の気持ちと。
まだそういう曲がいくつかあるけどな。
風丸「ふ〜ん。で、なんでここにいるんだ?」
羽流「制服がぬれたから、乾くまでここにいようと思って。」
風丸「なんで制服がぬれるんだよ;」
羽流「…運悪く蛇口をひねったらものすごい水が出て、ぬれた。」
風丸「運悪すぎ。」
羽流「ま、そういうわけだから先生にいっといて、おくれるって。」
風丸「いいけど、さぼんなよ。」
羽流「約束はできないな。」
風丸「はぁ…。あっそ、できたら来いよな。」
そう言って去っていく風丸。
風丸は、ずっと僕の歌声を聴いていた。
たぶん。
そう、来ていたのは知っている。ずっと聞いていたかはわからない。
歌うことに集中してたから。
好きなんだ、とにかく歌うことが。
自分を歌うことが、好きだから。
いじめられていた、過去の僕も、こうやって歌を歌っていたんだ。
それが、支えだったから。
歌うこと。それが、自分を保ち続けられた最大の理由。
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こんにちは、奈流羽です><
今回の歌は、スキマスイッチの、大橋 卓弥さんが、ソロで歌っていた
「塊」です。知らないかもしれませんが。
youTubeで聞けます、時間がある方は聞いてみてください。
いいきょくですよ^ ^
はい、えーコメント数(返信の回数)が、100超えました。
ありがとうございます(*´ω`*)
これからも温かい目でみてやってください><