二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 せせせ、1000突破…!?参照が… ( No.220 )
- 日時: 2012/02/05 17:52
- 名前: 奈流羽 (ID: lbXRjwI0)
- 参照: http://loda.jp/kakiko/?id
*20.ほっといてほしいだけ*
走って帰る。
正しくは、走り去る。
知らないくせに、ぺらぺらと僕についてしゃべらないでほしかった。
僕っていう一人称。
おかしいってわかってる。
知ってるよ。
何度も、言われてきたから。
悪気はなかったんだろうなっておもってるよ?
けど…。それでも-------------。
羽流「ただ今…。」
おじ「おかえり^ ^」
おば「おお、やっと帰ってきたのかい。今日は、どうだった?」
羽流「…うん。いい日だったよ。」
毎日聞かれるこの質問。
毎日“ウソ”をつく僕。
心配はかけられないだろう?
もちろん、傷だらけの時だってあるさ。
今日だって…。
でも、おじいちゃんとおばあちゃんは気を使って何も聞いてこない。
その方が助かるし、いいんだけどな。
羽流「あ、おばあちゃん、僕が手伝ってあげるよ。
晩御飯の用意。」
おば「…いつまで言うんだい?僕って・・・。」
羽流「…っ!」
なぜそうやってみんなしてそう一人称のことを言う?
ほうっておいてほしい。
ふれないでほしい。
おばあちゃんはわかってくれてたんじゃないのっ!?
羽流「…ずっと、だよ。おばあちゃん・・・。」
おじ「でも、もうあんなことはないじゃないか。
わしらはあんなひどいことはせん。
お前を攻めたてもしない。」
そうだけど…そうだけどっっ
羽流「でも、事実はかわらないんだよ、おじいちゃん、おばあちゃん。
僕はね、
あの人たちの言うとおり、ヒトゴロシなんだから。」
おじ「でもそれはっ「いいよもう。おじいちゃん。
さ、ご飯作ろう、おばあちゃん。」羽流…。」
ヒトゴロシ
この世にいてはならない存在。
イコール
僕。
家族を殺した、幼い少女はまだこの世でいきている-------------------------------------。