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＊２３．海道　凛：サイド：＊

これで、まずは一段階ぉｋね。
着々と私の作業は進んでいく。
楽しませてほしいの。
今まで、楽しませてあげたんだから。


いっぱい、面白いことしてよね。


次は、もっと仲良くならなくちゃ。
その分、おもしろくなる。

苦しんで、苦しんで、悲しんで、傷ついて。

ずっと、思い続けてきたきもちを
知ってもらわなくっちゃ。






　　　　　　　　　　　　　≪もう、やめて…。≫

うるさい…。





　　　　　　　　　　　　　≪返して…。全部、返して。≫



「うるさいうるさいうるさいッ」


だまれ、もうここは私のモノだ。
だれにも渡さない、返さない。







一体何のために生まれてきたのか。







一体私はこの世に必要だったのか。







一体なぜこんなにも人を傷つけるのは楽しいのか。






　　　　　　　　　　　≪どうして、そんなことするの？いじめは…痛いよ、つらいよ…≫



だからこそ、私は。


お前は黙っていて。

邪魔するやつは、許さない。








コノ世ニ生キテイル全テノ人間ヲ許サナイ









いじめは、辛い。

痛い。

しんどい。

悲しい。

苦しい。

さみしい。







そんなことは、知っている。
どれだけ心に傷を負うかも知っている。




私は、もう、いじめられない。

“遊び道具”は、もう卒業よ。

次は、私の番。

いじめは、やられている方は痛いだけだけど、
やる方は、すごく楽しい。
苦しんでいる姿は、醜くも美しい。
やめてと叫ぶ、あの顔が、私の大好物。

涙と血の混じったあの顔をみるのは、快感。

みんなはもう、私で充分遊んだでしょ？
























--------------------------------------------ほら、交代だよ？
























　　　　　　　　　　　　　　　　　　復讐は、まだ始ってない。