二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 NEW26話:なりかけの、孤独 ( No.295 )
- 日時: 2012/03/08 20:33
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
*27.敵と、味方*
きついよな、あんなことあったんじゃさ。
好きだった人たちに、あの大人たちと同じ眼をされたんだから。
そう、はじめて気づいたんだ、ほんとは円堂たちサッカー部がいつからか好きなってたってこと。
羽流「好きなのにさ、どうしてわかってくれないんだよ。」
“仲間だ”って言ってくれたのは、誰?
君たちじゃないの?
それってもしかしてさ、ウソ?
でまかせ?
くちだけ?
うらぎり?
あざむき?
なんなんだい?
何をしたっていうんだよ僕が。
ただ君たちを、秋と春奈を“イジメ”から“守ろうとした”だけじゃないか。
羽流「うそなのに、仲間だと?」
ふざけるなよ…
なんだよ、
なんなんだよ!?
僕がこの、“サイクル”
から抜け出すのは、むりなのか?
一生、いじめられて、傷つけられて、もっと無感情になって、
いじめられて、傷つけられて、いじめられて、傷つけられて、、、、、
僕はただの、
オモチャなのか…?
なんで、なんで、なんで・・・っ!?
どうして、僕なんだよ?
がまん、してきたのに。
凛「羽流〜♪きたよ☆」
ひょっこりと現れた凛。
笑顔で話しかけてくる…あの、眩しい笑顔で。
羽流「ああ、おはよう…じゃなくて、こんにちは、かな?」
凛「うん、ま、どっちでもいいんじゃない?」
羽流「そうだな、」
キミは、僕の味方かい?
僕の、味方でいてくれる?
凛「そうそう、あのねぇ、聞いて!昨日の帰り秋ちゃんにあったんだよ。」
ビクッと反応してしまう僕。
秋------------------------------
凛「どうかした?」
羽流「別に…。」
凛「そお?ま、いいや。それでね、秋ちゃん泣いてたよ、一人で。」
羽流「……秋、が?」
凛「うん。そう。」
僕の、せいなのか?
僕が、秋を泣かせたのか?
凛「そうなんじゃない。」
羽流「は…?」
凛「ううん、別に。あ、ごめんね、今日はもう行かなきゃ。」
羽流「ああ、うん。」
(私は、あなたの味方なんかじゃないわ。)
(その逆よ、羽流。あなたの敵、なんだから。)
僕は、君を信じていいかい?
キミは、ボクの味方でいてくれるかい?
ねぇ、信じているから。
(私は、あなたの敵-------------------------)
[[ずっと、ずっと、ずっと、]]