二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜memory〜 NEW31.今イクカラ 参照が!! ( No.361 )
- 日時: 2012/03/16 18:00
- 名前: 奈流羽 (ID: 6DNfJ1VU)
*32.風丸Side
目覚めると、朝。
時計を見ると6時ちょっと前。
今日は早く目覚められたな。
朝食をとり、着替えを済ませる。
体操服、ユニフォーム、教科書、筆箱など今日の用意をし終えたあと。
なんとなく、今日は早く出た方がいいと感じたので家を出た。
なんだか変な感じだ。
よくはわからないけど。
不安…ではなく、もっと違う何か…
嫌な、予感というものか。
とにかく、俺は足を急がせていた。
早く、いかなければ!という思いに駆られて。
勝手に教室とは違う方向へと動く足。
俺は自分の思う所へと、
足を進ませていた。
そこは、
-----------------------------------------------屋上。
会うのを本当は楽しみにしていた俺。
まだ気づいてはいないけれど。
アイツのところへ行かないといけない。
何故かそう思ったんだ。
なんだよ、こんな時に限って廊下が長い。
とてつもなく遠い、屋上。
こんなにも、遠かったっけ?
「さぁ、歌いましょう 孤独の歌を・・・・」
あぁ、アイツの声が聞こえる。
歌っている。屋上で・・・・
しかも、ものすごく悲しい歌を。
アイツの綺麗なソプラノの声が、歌の歌詞が、俺の心にしみわたる。
「仲間っていう言葉も友達という言葉も全部キレイゴト
裏切る奴なんて、ホントウニニンゲンデスカ」
裏切るやつ…
空音、お前、本当は・・・・・・・・・・
“裏切られたこと、傷ついてるんじゃないか?”
「ムダな命などない ホントウニソウデスカ?」
ああ、だめだ、アイツは。。
階段を駆け上がった。
空音、空音、空音、、
お前は、俺が必要としてるよ!?
「いたくない、いられない カラ。」
ダンッとドアを開ける。
アイツは目を閉じて、フェンスの上に立っていた。
「バカッ!!!!!」
俺はそう叫んだと同時に
空音のところへ、飛んだ。
バカなのは俺だよ。
こんなことしてアイツを助けられるわけないじゃないか。
というか、俺まで
死んでしまうかもしれない
手に触れた彼女の体を包み込むように抱いて、
俺は落ちた。
(空音、俺はお前に死なれちゃこまるんだよ、、!!)
---------------------------------------------------プツリ